SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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またもやバリアンでシャークアタック

サーファーの大敵シャーク

サーファーの大敵シャーク


バリ島西部、バリアン。
バリを代表するビックウェーブポイントとしても知られている。
クタやチャングーがスモールコンディションの時でもバリアンではアタマくらいの波はコンスタントにブレイクしている。
トリップサーファーにとっては心強いポイントと言えるだろう。
しかし、このポイントではシャークアタックが頻発している。
特に雨季で水の濁っている時期に事故が多発しているのだ。

先週、家族でバリアンを訪れたが、水が濁っていたため海には入らなかった。
しかしそんな状況でも5〜6人のサーファーが海に入っていた。
大丈夫なのだろうか、そんな風な眼差しで彼らのサーフィンを眺めていた。
河口のポイントであるバリアンは雨が降ると濁流が流れ込み、海水が茶色に染まってしまう。
河口ではプランクトンを狙った魚が集まり、その魚を狙った大型の魚が集まり、そんな魚たちを食料とするサメが近寄ってくる。
ボクの記憶でも3度はこのバリアンでシャークアタックがあった。
やはり注意が必要なポイントだ。
いや、できれば入らない方がいい。
特に水の濁っている時は。
どうせ命をかけてサーフィンをするのであればシャークアタックよりビッグウェーブの方がマシだ。
サメに食われてしまうなんてまっぴらごめんなのである。
>> 次のページ >>  1月9日にシャークアタックが・・・

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フィリピン、バレルでバレルだぁ〜の旅 〜その2 長旅を乗り越えて 〜

サーフボード山積みでGO!

サーフボード山積みでGO!

仕事的な旅であれば個々で空港にチェックインしてゲートで待ち合わせることが常である。
仕事の旅ってのはそんな風にクールに進行していく。
しかし、今回のフィリピンの旅は友達同士の旅であるからそういうわけにはいかない。
出発5時間前にはキック隊長から「今ドコ? 早くクルヨー」と催促の電話が入った。
いかにもソワソワしている感がガシガシに伝わってきた。
サヌールからコマンを車に乗せ、キック隊長の家で決起集会を行うことになった。
今回の旅には日本からバリへ単身サーフィン留学をしているカイが同行することになっていた。
13歳にしてすでに旅慣れているカイは案外クールで、出発直前までタオルケットにくるまりつつ気持ち良さそうに眠っていた。
手に負えなかったのはテンションが上がりすぎているおじさんたちだ。
キック隊長はベロベロに酔っ払った時のようなハイテンション仕上げ。
何しろ20年ぶりの海外トリップなのだそうだ。
コマンはコマンで昨夜はヨロコビあまり一睡もできなかったそうだ。
なんなんだ、このおじさんたちは。
やや遅れてやってきたフォトグラファーのKen-Gくんは体調を崩しているわりには笑顔が明るい。
全体的に浮かれきったおじさんたちとクールな少年がフィリピンへ向けてバリ島を後にしたのだった。

まだ夜の明けきらぬマニラの空港でこの旅のオーガナイザーである謎の男ミスター M`sとプロサーファー小川幸男と合流し、7人前の山のようなサーフボードをハイエースの屋根に括りつけて今回の目的地であるバレルエリアへと走り出した。
夜明けのマニラはインドネシアのジャワ島を思わせる風景であった。
と言ってもジャワ島に行ったことのない人にはイメージが湧きづらいか。
東南アジア特有の雑踏。
車やバイク、人やら犬やら猫やらなんやらが入り混じってグチャグチャ感が満載。
じっとりと湿った空気が体にまとわりついてくる。
心なしかバリ島とも似ている。
バリを2段階ほど貧しくした感じだろうか。
それに、人の顔つきもなんだかインドネシア人によく似ている。
フィリピーナと接していると思わずインドネシア語を使ってしまう自分がいたのはそのせいだろう。
ガイジンから見た日本人、中国人、韓国人といったところなのだろうか。
とにかくまあよく似ているのだ。
初めてやってきた地であったが、全く違和感なく溶け込んでいけそうな親近感を感じていた。
>> 次のページは >> いよいよバレルへ!

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波があると逆にサーフィンが続かなくなるのか?

5年前は早朝からサーフィンをしていたのだが・・・

5年前は早朝からサーフィンをしていたのだが・・・


巷では『波のあるところに移住するとサーフィンをしなくなる』なんてことが囁かれている。
もちろんこれは人によるのだが、ボクに関していえば紛れもない事実であった。
湘南で暮らしていた頃のボクは波が上がってくると嬉々として何を差し置いても海に入っていた。
時には仕事のアポイントを『お腹が痛いので』などと幼稚な嘘をついてまで海に入っていた。
そんなボクがバリ島移住し、当初は毎日2回は海に入らないとなんだかとてつもなく勿体無いことをしているような感覚を持っていた。
しかし、バリ島で暮らし始めて5年が経つ今となっては波があるのは当たり前になってしまった。
波がいいとか悪いとかそんなことは考えもしなくなった。
かつては毎日のように開いていていた波予想サイトなんかはまったく見なくなってしまった。
この島は大体にして毎日波はいいわけで、そうなってくると波がいいことが普通となってしまうのだ。
波のない日が続く湘南生活時代にこんな記事を目にしたらパソコンごと叩きつけたくなる衝動に駆られていたであろう。
しかし、かつて波に対してストイックであったボクですらこの体たらくぶりだ。
波のある場所でサーフィンのモチベーションを保つのは思いの他簡単なことではなかった。
モチベーションを保つためにはやはり何かきっちりと明確な目標を持つべきなのか、などと思いをめぐらせ始めているのだ。

そういえば、今日のこの時点においても『初乗り』をしていない。
お正月休みにはバリが有する天然温泉などに浸かり、日本の正しいおっさんのような過ごし方をしていた。
乗り納め、についてもダラシナイものであった。
どうでもいいような波で海から上がり、気がついたらそれが乗り納めとなってしまっていた。
どうもサーファーとしては怪しい展開になり始めているのだ。

>> 次のページは >> サーフィンを上達させるための金言

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バリ温泉、実力はいかほどのものか?

天然温泉❌天然温泉プール付きビラ

天然温泉❌天然温泉プール付きビラ


家族旅行というのは旅のカテゴリーの中でも格別にワクワクする。
ド天然嫁のド天然ぶりにはちょいちょいイラッとするわけであるが、我が娘ガル子と過ごす時間はそんなものなどどうでもよくなってしまうほどに心トキメクものだ。
最近では友だちと遊ぶことが楽しいらしく、ボクの立場はすっかり2軍落ちとなってしまっているわけなのだが、こういった旅行となればド天然嫁かボクと遊ぶしかチョイスがなくなり、そもそも相手をする気のないド天然嫁より圧倒的にボクが有利な状況が生まれる。
というわけで、久々にボクの出番がやってきたというわけなのである。

今回の目的地は何を隠そう温泉だ。
バリ島にも素晴らしい温泉がある、という話はかねがね耳にしていたわけであるが、ようやくその機会に恵まれた。
無類の温泉好きと自負しているボクにとっては念願であった。

ボクの暮らす街から車で約4時間。
バリ北西部、ムンジャンガンにそれはある。
バリの北側といえば波がまったくないためサーファーにとってはまったく用のないエリアである。
しかしながら温泉があるとなれば話は別だ。
用はある。
大いにあるのだ。

ガル子の無限に続くしつこい遊び攻撃を受けるくらいなら運転していた方がマシと、ド天然嫁が4時間の道のりを完走してくれたおかげであっという間に目的地に着いてしまった。
ムンジャンガン自体が温泉街のようになっていると想像していたのだがどうやらそうではないらしい。
温泉地というわけではなく、なぜか我々の泊まるミンピリゾートだけに温泉が湧いているという摩訶不思議な場所なのである。
ホテルの規模のわりにかなり控えめなフロントでチェックインを済ませ、早速部屋へと通された。
お正月ということでプライベート露店温泉付きビラというボクのお財布事情からするとかなり思い切った部屋を予約していた。
一年のスタートってものは景気付けにパアーッといかなくてはならないものなのだ。
>> 次のページは >> バリ温泉、いかほどのものか??

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お正月から考察するバリと日本の根本的な違い 

2017年、元旦朝のガル子の作品

2017年、元旦朝のガル子の作品


さあ、2017年もゆる〜りとメリハリなくなんとなしに明けてしまった。
常夏のバリ島にいると年末年始の厳か感が全くない。
年越しは除夜の鐘の音を聞きつつしんみりと一年を迎える日本の伝統的なスタイルに対して、バリ島では爆竹や花火で盛大に騒がしく迎える。
こんなことを日本の住宅街でやったら間違い無く警察沙汰になってしまうだろう。
『ゆく年くる年』で映し出される雪がしんしんと積もったお寺などを眺めながら年越しそばをすすりつつ新年を迎える我々とは思想そのものが違うのだろう。
とにかく出来うる限りを尽くして盛大に騒がしく新年を迎えるのがバリのスタイルなのである。
正しく過ごす日本人、楽しく過ごすバリ人。
そんな違いが浮き彫りになってくるのだが、どちらにもいい部分があるのを知ってしまったのだった。。

まあ、こいったスタイルの違いもあるわけなのだが、それを差し引いてみても新年的な気持ちの盛り上がりが一切湧いてこない。
たぶんそれはきっと『夏』であることが最大の要因なのだろうと思う。
やっぱり年末年始というのはある程度寒くなくてはならない、というのが日本人の感覚の中には息づいている。
汗をぬぐいながら「明けましておめでとう」といったところでなんとなく雰囲気が出てこない。
汗を滴らせながら雑煮をすする。
んー、なんだかな〜。
お年玉袋の中にルピー(インドネシアのお金)を忍ばせてみたところでどうもナンダカね〜。
なんだかんだと言ってみても、40回の年末年始を冬の日本で過ごしてきたわけなのでやはりどうしても夏の年末年始は気持ちの部分での盛り上がりに欠けてしまうのは致し方ないことなのかもしれない。
>> 次のページは >> 2017年の展望は述べない理由

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フィリピン、バレルでバレルだぁ〜の旅 〜その1 こうして旅は始まった〜

まさか実現するとは!!

まさか実現するとは!!


気が付いてみるとすっかり旅が仕事になっている。
旅を続けていくには旅を仕事にするしかない!という単純な発想が端を発して今のライフスタイルがある。
まあでも理想なんてもんは叶ってしまうとそれはそれで現実になってしまい、いい部分のついでに悪い部分も見えてくるものだ。
旅に出れるってことは今でも嬉しいものであるが、やはり現実的には生活の糧となっているわけなのでそれなりにプレッシャーもある。
お気楽な一人旅とはわけが違う。
初対面の仕事関係の人たちと旅することだって少なくない。
それなりに気を使うことだってある。
贅沢者と言われてしまえばそれまでなのだが、それが今のボクを取り巻く現実なのである。

エアポートリーフでサーフィンをしたある日のこと。
いつものようにダラシなくビンタンビールに溺れかけているうちにフィリピンに行こうという話が持ち上がった。
「フィリピンにさあ、バレルってとこがあってさ、そこのバレルがすごいのなんのってさあ」
日本からやってきていた謎の男、ミスターM`sいわく、そこにはとんでもなく素晴らしい波があるらしいのだ。
「ん? バレルがどうしたって?」
「バレルのバレル?」
「なんだかややこしいな〜」
テーブルを囲ってた酔っ払いの赤ら顔たちが口々に好き勝手なことを言い始めた。

フィリピンといえば真っ先に思いつくのがクラウドナインだ。
しかし、そこの波をゆうに凌駕してしまうような波がそこにはあるという話だった。
しかもまだ欧米からのサーファーの姿はなく混雑とは無縁とのこと。
おまけにフレンドリーなロコサーファーたちが歓待してくれるというではないか。
バリ移住当初からの友人であるクタのレジェンドサーファーのキックが「イクカー」と酒臭い息を吐く。
「アヨアヨ(インドネシア語で「イクカー」の意味」とサヌールロコサーファーのコマンが合いの手を入れる。
バリ在住サーフフォトグラファーKen-Gくんが「行くっしょ〜〜」とわかりやすくテンションを上げた。
「よ〜し、お前ら! まとめて全員連れてったるぞ〜」と謎の男ミスターM`sが赤目虚ろ目で大風呂敷を広げた。

大体にしてこういった酒宴の席での話は勢いだけで実現することはほとんどない。
誰も期待はしていなかった。
しかしこのミスターM`sという謎の男。
一度口に出したらそれを実現してしまうという謎の力を持っている謎の人物なのである。
ある日、着信音とともにボクの携帯電話の画面に『ミスターM`s』の名が刻まれた。
開口一番、「おい、チケット取ったからな」と怒鳴るような声が耳に飛び込んできた。
ボクはその連絡にわかりやすくうろたえた。
「マ・マジっすか?」
「マジだよ〜」
この日を境にバリ島がザワザワと騒つき始めた。
キックから「聞いた?」と電話が入り、Ken-Gくんは「やーばいっしょ〜」を連発していた。
そしてコマンは興奮のあまり不眠に陥っていったのだった。
>> 次のページは >> こんな風にして旅は始まっていった

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サマサマ号でゆく、スンバ島の旅。 〜 その3 伝説の波との遭遇 〜

伝説のレギュラー

伝説のレギュラー


サーフアイランドとしてのスンバ島のポテンシャルは計り知れない。
マラリアの蔓延やインフラの未整備などが要因で訪れるサーファーは決して多くないが、ボートトリップであればその辺りの問題は軽々とクリアしてしまう。
海上で寝泊まりするので蚊問題はないし、ボート内のインフラは十分整っている。
海上がりにゲロを吐くまで冷えたビールを飲み続けることだってできる。
日本から持ち込んだ食材を使って日本食を堪能することだってできる。
その上経験豊富なキャプテンがスウェルの方向や風向き、潮の状況から判断し、最適と思われるポイントまで連れて行ってくれる。
我々サーファーはダラシなくボートに揺られながらポイントに着くのを待つだけだ。
通常の旅で見舞われる数々のトラブルなどとは無縁の世界。
そういったトラブルこそ旅のエッセンスになったりするので少々の物足りなさは感じてしまうのだが、でもやっぱりトラブルなどないに越したことはない。
要するにボートトリップとはスンバのような過酷な辺境地でこそその本領が発揮されるのだ。
ボートでは和気あいあい

ボートでは和気あいあい


さて、いよいよ旅も後半へと突入していく。
急速にサーフジャンキー化していく旅のクルーたち。
何しろボートトリップではサーフィンをする以外の選択肢はほとんどないのだ。
自然と体は絞られ、ヒゲを剃るのも億劫になり、シャンプーをする回数も徐々に減っていく。
獣のような匂いを発しながら野生化しつつ波と酒に身を委ねていく。
取り返しのつかないほどの現実社会との乖離が始まっていく。
もうそれまで抱えていた悩みなどどうでもよくなってきてしまう。

ただ、『今』を感じるだけの時間。
海風が身体を包み込む。
陸に目をやると乾いた岩肌とその奥にはジャングルが広がる。
時折、筋状に上がる煙が人間の存在を示しているが、それ以外で人の気配が感じられることはない。
文明社会が恐ろしく遠い存在に感じられる。
携帯の電波など届くはずもなく、i-phoneの電源はオフのままだ。
何もかも捨てて、このままこんな原始の世界に身を委ねたい。
そんな欲求が頭をもたげてくる。
社会復帰レッドゾーンにメーターが達していることに恐怖を感じつつもそんなことですらどうでもよくなってきてしまう。
それほどまでにリラックスした時を過ごすことができるのだ。

>> 次のページは >> ヨシな波に遭遇!!

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中指立てて「ヘイヘイ」かい?

ビーチブレイクは子供達の道場

ビーチブレイクは子供達の道場


明らかにその子の前乗りだった。
ルール上ではその子がプルアウトすべきだったのだろう。
しかし、どうなんだろう。
後ろから「ヘイヘイ」と叫びながら両手の中指を立てながら乗ってきたそのサーファーは先ほどからセットの波に乗りまくっていたではないか。
将来のあるチビっ子に1本くらい譲ってあげてもいいのではないか。
何となく腑に落ちない思いでその光景を眺めていた。

トリップに出かけるとここぞとばかりに波に乗りまくるサーファーが少なくない。
そういえばかつてのボクもそうだった。
周りが見えなくなってしまい、とにかく自分がいい波に乗ることだけにフォーカスしてしまう。
サーファーであれば時にはそんなふうになってしまうのもある程度理解できる。
しかし、周りにいる子ども達を無視してひたすら自分勝手に波に乗りまくるってのはどうなんだろうか、などと不愉快な気分になった。
>> 次のページ >> ハワイでおじさんに叱られたエピソード

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サマサマ号でゆく、スンバ島の旅。〜その2 心は真っ二つ 〜

Super funなレフト

Super funなレフト


 サマサマ号に乗り込むと否応無しに裸足生活が始まる。
ビーサンを所定の位置にしまいこむと旅の終わりまで持ち出すことはない。
何しろ旅中はサーフィンをしているか、船で過ごすかのどちらかというごくシンプルな生活を送ることになるのだ。
サーファーにとってはこれ以上ない贅沢な旅なのである。

前回のスンバトリップでは港から丸1日の航海を経てようやく1ラウンド目のサーフスポットにたどり着くことができた。
しかし今回はOMツアーさんとの打ち合わせで密かに初日の夕方からサーフィンができるプランを立てていた。
我ら塩漬け頭のサーファーたちであってもそういったところにはちゃっかり機転が効いてしまう。
午前中にバリ島を出発し、夕方には塩に浸かれるという魂胆なのである。

今回の旅にはサーファー御用達の波情報サイト『波伝説』から加藤社長をはじめ、3人のスタッフがクルーとして参加していた。
彼らは普段から波に点数をつけることを生業としている。
そんな彼らには今回の波に逐一点数をつけてもらうことにしてみた。
これは案外興味深い試みである。

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サマサマ号でゆく、スンバ島 〜 その1 サイコーを求めて 〜

どうですか、この波!

どうですか、この波!


この1年、やや狂ったかのようにボートトリップへと出かけている。
今回のこの旅で実に5度目の乗船となる。
もうここまでくると立派な中毒症である。
「もう揺れていないとダメな体になってしまったの、ワタシ」
末期的症状を伴う体の震えは一歩船に足を踏み入れた瞬間からゆっくりと収まっていく。
そんなよくわからない病的妄想を抱きつつ今回もOMツアー主催のサマサマ号スンバトリップへと身を委ねていくのであった。

ボートトリップの魅力は色々とある。
そのあたりに関してはこれまでも雑誌やブログ記事で何度となくご紹介してきた。
しかし、本当の真髄的魅力というのはやはり何を差し置いても『波』にあると勝手に思っている。
ボートでしかアクセスできないような辺境の地のサーフスポットでは当然混雑などとは無縁だ。
いや、無縁どころか陸にも海にも空にもどこにも人っ子一人いないという世界が広がっている。
そうなってくると波のクオリティがそこそこだったとしてもまあ満足できてしまう。
しかし、そんな環境下でなおかつ波が素晴らしかったらやはりその旅は『サイコー』となるにちがいない。
今回もまたそんな『サイコー』を求めて懲りずに船に乗り込んだのであった。

我らがサマサマ号

我らがサマサマ号


今回の目的地はスンバ島である。
バリ島から東にロンボク、スンバワと続き、そのお隣がスンバである。
バリはもちろんのこと、ロンボク、スンバワと比べても知名度の低いマイナーアイランドである。
道の整備もまだまだで、マラリアの危険もささやかれる秘境中の秘境だ。
ランドトリップを敢行するにはリスクが大きい。
ポイントの近くにでき始めたいくつかのサーフキャンプですら、水道、電気と言った基本的ライフラインすらもあやしいと聞く。

そこで登場が我らがサマサマ号なのである。
そんな場所にはボートがぴったりだ。
きっちり3食つきで、サーフィン後の冷えたビンタンビールも約束されている。
マラリアを運んでくる蚊たちもさすがに海を渡ってきたりはしない。
移動時間はゆらゆらと波間に揺られながらの気持ちのいい居眠りタイムが約束されている。
道なき場所にでも楽々と海からアクセスできてしまう。
スンバはまさにボートトリップのための島、と言っても大げさではないのである。

昨年の旅ではレギュラーの恐ろしくクオリティの高い素晴らしい波を当てることができた。
しかし旅程の大半をそこで過ごしてしまい、周辺のスポットをまわれなかったという反省点も残していた。
同じ轍を踏んではならないとばかりに、今回は事前にしっかりとスンバのサーフスポット情報を収集して旅に臨んだ。
辞書を片手に洋書も読み込んだ。
まあまあやる気なのである。
その結果、とにかくあちこちにワールドクラスの波が潜んでいることを事前にキャッチできていた。
サマサマ号のキャプテンとの会話の中にもそんな風にして得た豆知識を散りばめつつ、暗に「今回は色々と連れて行けよ、俺は色々と知ってんだかんな」という無言のプレッシャーをかけ続けた。
そしてこの旅はそんなボクのたゆまぬ努力が身を結び、次々と素晴らしい波をキャッチすることになった、などと都合良く自分ワールドを形成しつつ悦に入っていくのであった。
まあとにかく、今回の旅はボクのボートトリップ史上においても最高の旅になったことだけは前もって明記しておこうと思う。

つづく

その2はこちら

(有本圭)
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