SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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バリ島に来ることが支援活動

今のところ変化のないアグン山

今のところ変化のないアグン山

アグン山噴火警戒レベルが『4』となったのが先月の末のことだ。

それからというもの、噴火しかけているのに噴火には至らないという小康状態が今もなお続いている。

レベル4に引き上げられた時には「こりゃ大変だ」とバタバタと噴火グッズを備えたり、娘の学校の親御さんたちとコミュニケーションを取りあって有事の場合の協力体制を築いたりしたが、それから2週間も過ぎてしまうとなんとなく『結局噴火しないんじゃないか』という空気感に包まれ始めている。

 

しかしアグン山周辺で暮らしている村民たちはそうも言っていられない。

避難生活が長引いてしまっており、疲弊し始めているという。

一部では「避難させるのが早かったんではないか?」などという論争も起こっているという。

避難所の環境は決して快適とはいえず、暑さのあまりに体調を崩す人が続出しているというのだ。

 

さらに、観光業への影響も少なからず出ている。

噴火警戒レベルが4になったことでツアーのキャンセルが相次ぎ、旅行会社やホテルなどの施設に影響が出始めているのだ。

バリ島は観光業に支えられている島なので避難民と合わせてこちらの方も深刻である。 続きを読む…

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なんとかなるっしょ??

ん? 荷物が重いな〜(笑)

ん? 荷物が重いな〜(笑)

バリ島に拠点を置きながら日本とバリを行き来する生活が続いている。

この5年間は年に5〜6回のペースで往来を繰り返しているのだ。

バリ島に連続して長く居すぎてしまうとバリペースに飲み込まれてしまい、なんだか何にもしなくてもなんとか生きていけるような錯覚に陥ってしまう。

バリニーズたちが案外なんとかなっている姿を四六時中目の当たりにしていると自分もそうなんじゃないかと勘違いしてしまうのだ。

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思い込みの世界

バリ人だか日本人だか見分けがつきにくい?

バリ人だか日本人だか見分けがつきにくい?

アジア人はみな同じに見える?

 

エアポートリーフの船着場のワルンでアフターサーフィンのローカル飯を頬張っている時にたまたま同じテーブルに座っていたオージーのおじさんとこんな会話が始まった。

「Are you Japanese? バリニーズかと思ったよ」

まあ、そんな風に言われることにはすっかり慣れっこだ。

逆に「オマエ日本人だろ?」といきなりズバッと当てられてしまうと大切な何かを見抜かれてしまったようでドギマギしてしまう。

 

「同じアジア人だからバリニーズとかジャパニーズとか見分けがつかないでしょう」

「うん、そうだね。似てるよね」

「日本人とか韓国人、中国人なんて特にわからないんじゃない?」

「あ〜、わかないね。えっ、キミはそのへんの見分けがつくのかい?」

と驚きの表情を浮かべるオージーおじさん。

「だいたいわかるよ。顔つきも雰囲気も違うし、ファッションも違うからね」

「Oh ya…」

と感心していた。

裏を返すとそれほどまでに同じに見えているということをなのだろう。

白人だって同じに見えるぞ

 

「でもさ、ボクの目からは白人もみんな同じに見えるよ。みんなどこかで見たことがあるような同じ顔に見えるけどな〜」

事実、ボクの目にはそんな風に映っている。

「アメリカ人もカナダ人もヨーロッパ人もオーストラリア人もあくまでも白人は白人であって、その風貌からは違いなどさっぱりわからないよ」

と続けた。

「え、それって本当かい?」

明らかに驚愕の表情を浮かべるオージーおじさん。

「本当だよ。なあ?」

隣に座っていた日本人に同意を求めると、「ya」当然だよと言わんばかりだった。

「それは興味深いことだ。実に興味深い」

ホリの深い骨骨しい顔を哲学者のように難しくしかめた。

それぞれの思い込みの世界

 

ボクにとっては反対にそのオージーおじさんが端からも白人は皆それぞれに違って見えていると思いこんでいることの方が興味深かった。

そんなに驚くこと? アンタの目に映るアジア人と同じことなんですけど。

そんでアンタのその彫り深い顔、以前にも300回以上見たことあるから、という個人的事実はあまりにも衝撃的だろうからそっと胸にしまっておくことにした。

つくづくこの世界はそれぞれの思い込みの世界によってそれぞれに成り立っているという事実を思い知るのであった。

有本圭

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バリ島ミニマム

スモールコンディションのクタ

スモールコンディションのクタ

世界屈指のサーフアイランドであるバリ島でも時々波が小さくなることがある。

今日はそんな日だった。

ビーチの波のサイズはセットで腰〜腹といったところ。

なかなかの極小サイズだ。

 

こうなるとサーフスクールが大盛況となる。

ビギナーサーファーにとっては最高のコンディションが整ったということになる。

なんの恐怖心もなく何度も波にトライすることができる。

上達するには絶好のチャンスというわけなのだ。

 

そういえばサーフィンを始めた頃のボクもいわゆる『ヒザ波』が大好物だった。

「あ〜あ、明日もヒザくらいかな〜」なんて会話が周りでされると翌朝は迷わず海に向かっていた。

だってヒザだよ。

最高じゃないですか。

空いているから波に乗り放題だし、なんか色々と試せるし、練習になるのよね。

そう、ボクだってレッキとした小波育ちなのである。

 

今朝の小波を目の前に海に入らずに帰ろうかという考えもよぎったが、初心を思い出して軽くサーフィンをすることにした。

さすがに当時よりもずいぶん重くなった現在の完全おじさん体ではヒザ波をうまく乗りこなす自信はないが、腰サイズがあればなんとか楽しむことができた。

たまには小波も悪くはない。

小波の時だからこそ得るものもあったりするのだ。

有本圭

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命を救い続けるレジェンドサーファー

安定的に波のいいクタビーチ

安定的に波のいいクタビーチ

クタビーチはバリ島を代表するビーチブレイクだ。

波情報サイトが波に点数をつけているが、クタビーチであれば連日60点以上で通常営業。こ

こまで安定的にクオリティの高い波がブレイクするビーチブレイクは世界的に見ても稀だと思うのだ。

ビーチブレイクは海底が砂のため、地形が動きやすい。

地形が動いてしまうと、時にはいい波、時には全くブレイクしないといような現象が起きてしまう。

コンスタントにいい波がブレイクするためには安定的に海底の地形がサーフィンに適した形でキープされていなくてはならないのだ。

 

そんなクタビーチにはサーファーだけでなく一般のツーリストも多くやってくる。

日本のようにサーフィンエリアと海水浴エリアの区分がないため、波待ちをしている横に浮き輪の少年が流れてくる、なんてこともあったりする。

ある意味サーファーがライフガードの役目をしているような側面もあるのだ。

バリを代表するレジェンドサーファー、カトゥ・メンダさん

バリを代表するレジェンドサーファー、カトゥ・メンダさん

先日、バリを代表するレジェンドサーファーのカトゥ・メンダさんがクタビーチでサーフィンをしていた。

セットのキレた波を次々とメイクしていたので誰よりも目立っていた。

海から上がるラスト1本ではスイッチスタンスで波をきっちりメイクしてサーフィンマスターとしての貫禄を見せつけていた。

ボクはビーチからメンダさんが海から上がろうと岸に向かっている姿をボンヤリと眺めていた。

するとメンダさんは泳いでいた白人の少年の腕を掴んで岸まで引っ張り始めた。

その子は泳いでいたのではなく、溺れていたのだった。

周囲にいた大人たちはそれに全く気づいていなかったが、メンダさんはすぐにそのことに気づいて彼を助け出していたのだ。

 

ビーチに上がってきたメンダさんに話を聞くと「ソウヨ、あの子、溺れてたヨ」となんでもないように言った。

聞けばこれまでにも何人もの人たちを助けていたというのだ。

メンダさんにとっては日常的なことかもしれないが、もしメンダさんが気づかなかったら命を落としていた人も中にはいたにちがいない。

彼がレジェンドサーファーと呼ばれる所以はサーフィンのスキルだけの話ではないのだなと容易に想像がついた。

カトゥ・メンダさんはウォーターマンとしてリスペクトすべき人物なのである。

 

有本圭

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映画「WAKITA PEAK」

サーファー脇田貴之

サーファー脇田貴之

パイプラインに人生のすべてを賭した男がいた。

その彼がいつも決まって波を待つ場所には彼の名がつけられている。

Wakita peak.

彼の名は脇田貴之。

 

サーファーとして実直な生き方を貫いている脇田さんのライフをフィルマーである清野氏が映像で切り取った。

ハワイに3ヶ月間張り付いて脇田さんの日常を追い続ける中で様々な出会いに恵まれたそうだ。

その中の一人にあのケリー・スレイターの姿もあった。

 

この映画ではナレーションを一切使わず、音楽もほぼ使っていない。

過剰な演出や説明を排除し、リアリティを追求した作品になっている。

この作品から何を感じ取るかはその人それぞれの感性によるものだ。

しかし、脇田さんのサーファーとしての愚直な生き方、家族の物語から『ナニカ』を感じる取るはずだ。

そんな映画をぜひ後押ししようではないか!!

友人である清野氏の作品を世に出したい!!!

鼻息荒く色黒おじさんは立ち上がったというわけなのである。

 

映画の名は『WAKITA PEAK』。

ただいまクラウドファウンディングにて映画上映にあたって皆様のご協力をお願いしている次第でございます。

現在、皆様のおかげで180万円近くまで集まっております。

目標金額の300万円までもう一息というところです。

ぜひ、皆様のお力添えでこの映画を来年公開できるようにしてください。

どうかどうか、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。

ご協力いただける方はこちらから

予告編もこちらから見ることができます。

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NHKが我が家にやってきた

とうとうNHKが我が家にやってきた

とうとうNHKが我が家にやってきた

避難者が13万人超え

 

アグン山噴火の警戒レベルが4に引き上がったことで各方面に影響が出始めている。

アグン山周辺で暮らす人々約13万人が避難し、避難所暮らしが始まっている。

避難所では様々な物資が不足し、不自由な生活が強いられている。

また旅行業界への影響も深刻だ。

バリ旅行の予約の約8割がキャンセルとなり、今後のツアー予約についての見通しも立っていない状況だ。

我が家にNHKがやってきた

 

そして我が家にもこんな影響が。

NHKの取材がやってきたのだ。

噴火の危険が高まる中、バリ島で暮らしている日本人がどのような生活を送っているのか、というようなことをテーマに取材を進めているのだとか。

 

まあ、基本的には普段通りに暮らしている。

今朝もノンキにサーフィンしてナシゴレン食って、昼間からビンタンビールを飲みたいがさすがに仕事もあるしどうしようか、などと低レベルな葛藤をしながら暮らしている。

あんまりナーバスになりすぎてもショーガない。

先のことなどアレコレ考えてもロクなことがない。

だから基本的には普段通り。

しかしまあそういったことを国営放送で胸を張ってしゃべるというのも少々はばかれるので、一応深刻そうな表情を作ってアレコレと現状を述べさせてもらった。

取材対象としてはイマイチだったかもな。

どうせならアレもコレも備えていつ噴火してもダイジョーブ、という万全型スタンスの人の方が絵になっただろうに。

こんなボクでスンマセンね、などと胸の内では思いつつ、NHK顔で取材を受けたのだった。

 

というわけで、今夜9月29日(金曜)の21時の『ニュースウォッチ9』にアホズラを引き下げて登場するかもしれない。

考えてみるとボクがNHKに出るなんて恐ろしいことだ。

あ〜、こわいこわい。

有本圭

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アグン山噴火警戒レベル4に伴う現地の状況

我が家からもはっきり見えるアグン山

我が家からもはっきり見えるアグン山

各所で影響が出始めているバリ

アグン山の噴火が現実味を帯びてきているようだ。

バリ在住日本人の間でもアグン山の話題で持ちきりとなっている。

周辺では地震が頻発し、少し離れている中心地でも地震が観測され始めている。

噴火の際に必要となるマスクなどの物資が店頭から消えていることからも人々が噴火に備え始めているのがわかる。

また、噴火の際の取るべき行動についての話し合いの場が持たれたり、娘の学校からは有事の際の対応についての連絡がひっきりなしに届いている。

のほほんとしたバリの日常に少しずつ暗雲が立ち込み始めているのだ。

また、アグン山付近の住民約7万人が避難を強いられており物資の不足が深刻な問題となっている。

道路のあちこちで募金活動が行われており、ボクも心ばかりの協力をさせてもらっている。

 噴火の際の被害予測は?

バリ島への旅行が控えている方や計画を立てていた方たちも大勢いると思う。

ぜひバリ島に来ていただきたい、という気持ちには変わりがないが、噴火の際には空港が閉鎖されるリスクは考慮しておかなくてはならない。

近年、ロンボクやジャワ島の火山噴火に伴う噴煙の影響で何度も空港閉鎖になっているバリ島のン・グラライ空港。

今回はお膝元のアグン山だ。

バリ島に来たはいいが、空港閉鎖で予定通り帰国できないなんていう事態は想定しておかなくてはならないのだ。

また、1963年のアグン山の噴火の際には小さいながら津波もあったらしく、こちらも警戒が必要となる。

噴火の際には警報がなるのでとにかく海からすぐに上がって海から離れることが大切だ。

 冷静に、しかし備えは万全に

こんなバリ島の状況下で「怖いから日本に帰ろうかしら」という声も出始めているが「いやいや、日本は日本で北朝鮮問題があるから」と突っ込まれる場面も。

まあ、どこにいても多少の危険はつきまとってくるわけなのであまりナーバスになりすぎず、しかしある程度の備えはしておいたほうがいいのだろう。

とにかく今はあまりオオゴトにならないことを祈るのみだ。

有本圭

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バリの富士山、アグン山が噴火の兆候

インドネシアのシナブン山

インドネシアのシナブン山

噴火警戒レベル4へ

バリヒンドゥの総本山、アグン山の噴火警戒レベルが4に引き上げられた。

アグン山といえばバリ島最高峰の山として君臨しており、バリの象徴とも言える山だ。

日本でいうところのいわば富士山と認識していただいていい。

 

では噴火警戒レベル4とはどの程度なのだろうか。

レベル4とだけ聞くと大したこのないように感じられる。

ドラゴンクエストのレベル4となるとスライムが4匹で襲ってくると案外ヤバイ戦いになる。

その程度だ。

しかし噴火レベル4となると話が違ってくる。

レベル2で『注意』、レベル3となると『警戒』、レベル4で『避難準備』、レベル5で『避難』となる。

 

つい最近、レベル3から4に引き上げられたというニュースが入ってきている。

あと1段階上がると『避難』となり、あまりノンキにしていられなくなる。

アグン山で暮している動物たち、鳥や猿、鹿、トラなどが次々に下山しているらしい。

トラっ??

トラが生息しているって?

野生のトラが住んでいるって本当なのだろうか。

まあ、この際それはどうでもいいか。

ちなみに現在は山頂から9km以内の立ち入りが禁止になっており、周辺の住民1万人近くの人たちが避難を始めているそうだ。

 空港閉鎖の可能性も

そういえば昨年、ロンボクのリンジャニ山が噴火した時には噴煙の影響で飛行機が飛ばなくなりジャワ島から戻れなくなったという苦い経験がある。

アグン山が噴火すると恐らく空港が閉鎖されるなど各方面に影響が出ることが予想されている。

10月に帰国を控えているが、無事帰れるのだろうか。

いやいや、そんなことより我が家はわりかしアグン山から近い位置にあるので噴火の直接的な被害が心配だ。

ということで、アグン山の噴火の歴史を調べてみた。

 

記録によると、最近では1963年の2月に噴火活動を開始し、翌年1964年の1月まで続いたそうだ。

約1年間噴火し続けたということになる。

この時の噴火で約1000人〜2000人の死者が出ているというので決して楽観はできない。

 バリの現状は?

では現状のバリ島はどのような雰囲気になっているのだろうか。

そのあたりも気になるところだろう。

結論から申し上げると警戒レベルが4になったバリ島で本気で噴火を警戒している人たちはほとんどいない。

いるのかもしれないが、今のところ感じられない。

バリの人たちは基本的に楽観主義傾向にあるので将来に控えている危機に対してアレコレ考えたりしないのかもしれない。

だいたいにして、

「ダイジョーブよ。カミサマがマモッテクレルヨ」

と、なってしまうのだ。

 

本当に大丈夫なのだろうか。

ん〜〜〜。

大丈夫ってことにしたいけどね。

ここはひとつ郷に入れば郷に従うということで基本スタンスは「ダイジョーブヨ」ということにしておこうか。

 

有本圭

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エアポートリーフの恐ろしきカレント

ドリアン船長とゆく

ドリアン船長とゆく

エアポートリーフという鬼門

 

エアポートリーフはボクにとっては鬼門である。

鬼門といって差し支えない。

バリの中でもっとも好きな場所だし、落ち着ける場所だ。

波のクオリティも申し分ない。

ローカルサーファーたちはボクを迎え入れてくれているし、ボクも彼らのことが大好きだ。

しかし、そうなんだけれども、ある意味ボクにとっては鬼門なのである。

 

ある編集部から波の写真をお願いされてエアポートリーフの波を撮影しに行くことになった。

その日はちょうどスモールコンディションだったが急ぎということなので仕方がない。

行くしかあるまい。

船着場でボートをチャーターして沖へと向かった。

波の写真は問題なく撮影できたのでそこまでは順調だった。

しかし陸へ上がると思わぬカレントがボクの体を引っ張っていくことになった。

カレント強すぎエアポートリーフ

カレント強すぎエアポートリーフ

エアポートリーフの恐ろしきカレント

 

ボートから降りて上陸すると『さあ飲もう、いいから飲もう、飲もう飲もう」と肩を抱かれながら連行されていくボク。

ああ、明後日締め切りを迎える原稿が2つ残ってるんだよな、と思いつつもこの強烈なカレントに抗うことなどできるはずもない。

『さあいいから飲め、飲め飲め』と始まってしまい、もう半ばヤブレカブレといった状態へと素早く移行していく。

移行しきるともうとことん沖合まで流されていってしまう。

そういう流れ、つまりカレントなのである。

立て続けにビンタンビールを4本飲まされ、アルコール血中濃度が一気に上がり始めた。

もう原稿締め切りのことなど遠い遠い過去の出来事となってしまった頃、目の前にはウィスキーのボトルがドーンと置かれていた。

ああ、これはもう完全にダメなパターンのやつだ。

でも、もういいや、ナンカ知んないけどもういいや。

ナミナミと注がれたウィスキーを身体に流し込んだ。

で、気がつくともうあたりはすっかり薄暗くなっていた。

 

今日中に原稿をやっつけよう、という意気込みは一体どこに行ってしまったんだろう。

やはりエアポートリーフは大好きなんだけど鬼門なのだ。

有本圭

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