SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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兄弟舟でフィッシング 〜その1〜 いざ出港のときがきたる!

さあ、船をだすぞ! ~photo by Ucchy~

さあ、船をだすぞ! ~photo by Ucchy~


船を操縦するキャプテンは当然長男オンポン。
彼はサヌール沖の魚の居所を熟知している。
長男オンポン船長のもと、我々3人の弟たちは船を海に出すことになった。

「ホラ、ウッチーはマエにノッテ!」
「ケイはオレたちとイッショにフネをオシテ!!」
などと何度か釣り経験のあるMikiが次男役として僕とウッチーに手際よく指示を出す。
僕が船を押して、ウッチーを先に船に乗り込ませるところをみると、どうやら3男が僕で末っ子がウッチーという図式になっているようだ。

ビーチに乗り上げている船を波が押し寄せるタイミングで少しずつ海へと押しやる。
長男のかけ声で「エイヤ〜〜」と全身に力を込める。
船底が砂を引きずりながら少しずつ海へと船先が海水へ浸かっていく。
船の前半分がかろうじて海に浸かったところで長男が「チョットココデ待て〜」と声をかけた。
ナニゴトだ?
と思いつつ力を抜いて待機状態になった。
気を抜いていた隙に「ハイ、オシテ〜〜〜」と長男が号令をかける。
僕は慌てて再び全身に力を込めた。
その瞬間、波がちょうど押し寄せて、船底に海水が入ってくるのを感じだ。
するとフワリと船が軽くなり、一気に海へと滑り出した。
いつまでも船を押している僕に向かってMikiが『このバカ三男!』という具合に「ケイ、ハヤクフネにノッテ!」とやや厳しい口調で指示を出した。
普段、サーフィンでこの手のボートには乗り馴れている僕はスッと動き出しているボートに身を乗り上げた。
すると長男オンポンが「いいぞ」という具合の優しい笑顔を僕に向けてくれた。

朝の陽光を浴びながら ~photo by Uccchy~

朝の陽光を浴びながら ~photo by Uccchy~


さあ、いよいよ船は漁場に向かって走り始めた。
朝の澄んだ空気が頬を伝う。
長男は起用に足で操作しながらエサで使うイカをこれまた起用に調度いいサイズに切っていく。
Mikiはすかさずその手伝いをする。
ウッチーは酔わないようになるべく遠くを眺めているようだ。
僕はこれから始まることに胸膨らましつつ、バリの朝の気持ちいい空気を満喫するのだった。

つづく

(有本圭)

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