SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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初心者サーファーのあり方


オンショア吹き荒れるサヌールを脱出してクタビーチに向かった。
クタビーチは観光客サーファーが多く、穏やかなリゾートムードに包まれながらサーフィンを楽しむことができるからこちらまで旅行気分になってしまう。
白人の女の子に前乗りされたとしても「Sorry!」っとニコッとされてしまうと心が穏やかになってしまったりするのだ。

バリはここ数日スウェルが入ってきており、どこのポイントもコンディションが上向いてきている。
クタビーチもセットでカタくらいでライト、レフトともにロングライドできるコンディション。
アウトからセットの波を捕まえるとインサイドまできっちり乗り継いでこれるいい波だった。

ある1本の波に僕がテイクオフした。
ちょっとトロめながらカットバックをしながらインサイドのホレたセクションに備えた。
予想通りインサイドはパキッとホレてボードを走らせられるセクションが現れた。
前足に加重し、一気にスピードをつけて気持ちよくライドしていると、ライン上に白人サーファーの姿が目に入った。
レンタルボードだったため、すぐに初心者と判断し彼との衝突を避けるためにライディングをやめることにした。
クタではこういうことは日常茶飯事なので、さしてなんの感情を抱かないままアウトにパドルしかけると、その白人に声をかけられたのだ。

インサイドはパキッと走れるセクションが

インサイドはパキッと走れるセクションが


「今のシチュエーションだとどっちが避けないといけないのか?君なのか、それとも僕?」
いかにも素直に質問してきている感じがした。
僕は少し考えて、「そうだな、基本的には波に乗っている人の邪魔にならないようにしないといけないね」と笑顔で答えた。
「そうか、じゃあ今の場合は僕の失敗だったんだな」とその白人はちょっと顔をしかめた。
「うん、でもビギナーなんだから僕らは避けることができるからNo worryだよ」と僕がフォローすると、「いや、でもそれがルールならちゃんとやらないとな」と真摯な態度をとった。「で、さっきの場合だったら僕はどっちに逃げればよかったのかな?」とさらにその白人サーファーは続けた。

良く考えてみるとこのように初心者サーファーからルールについて聞かれたことは今までになかった気がする。
わからないことがあったらこのように聞けばいいのだ。
それに対して嫌な気持ちになるサーファーはいないと思う。
それより、わからないままルールを犯し続けている初心者サーファーに嫌悪を抱くサーファーのほうが圧倒的に多いはずなのだ。

ライディングの邪魔をされて、ここまで清々しい気分になったのは初めてのような気がした。
初心者サーファーから見ると、上級者サーファーはなんだか恐ろしい存在に見えることがあると思う。
でも上級者サーファーもかつては初心者だったわけだ。
同じなのだ。
わからないこと、聞いてみたいことがあったら思い切って聞いてみよう。
きっとちゃんと教えてくれるはずだ。

(有本圭)
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