SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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横乗り物語 その5 無責任男の顛末

それから数週間が過ぎた。
その前日も合コンでタラフクお酒を飲んで気絶するように家で眠っていた。
一緒に飲んでいた仲間たちも一人暮らしの僕の家のソファーや床やその辺で転がるように眠っていた。
そんな平和な朝を切り裂くように玄関のドアを叩く音がした。
うるせーな。
どうせ何かの勧誘かなんかだろ。
無視しちゃおう、そう思って再び眠りにつこうとしたときに再び激しくドアを叩く音がした。
チェッ、なんだよ、こんな朝早くから、と毒づきながら時計をみると11時をまわっていた。

思い切り不機嫌な顔を作り、ドアを乱暴に開けると・・・

あれ?ハマちゃん???
どうしたの?

ボクも驚いていたが、ハマちゃんもなぜか相当に驚いた顔をしていた。
「あれ、この前の電話で言いましたよね?」
と恐る恐るといった具合で口を開いた。
「ああ?あ〜あ〜あ〜、あれね、そうだよね」
と必死に記憶を辿る。
なんだっけなんだっけ、そんなのあったけ〜。

「有本さん、結構酔っぱらってましたもんね」

あ〜、あのときの電話!

とにかく部屋に入ってもらい、電話の内容すっかり覚えていないことを素直に詫びて、ことの顛末を聞き直した。

どうやらハマちゃんにとってとんでもなく重たい決意の告白を酔った勢いで軽く受け入れて、さらにそれをすっかり忘れてしまっていたようだった。
希望に満ちあふれた未来を追い求めて大阪を飛び出し湘南で暮らす決意をしたということだったのだ。

そしてどうも話の流れから推察するに、我が家に居候する気でいるようだった。
背中に変な汗をにじませながら、この先どうするかを必死に考えた。
でもどうやら後には引けないようだった。
もうこうなったらカンネンするしかなさそうだ。

そんな具合で当時無責任男全盛時代を迎えていた私有本圭とハマちゃんとの共同生活がフワフワと始まっていくのであった。

(有本圭)
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