SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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ビーチクラブ【プロサーフィン界初代チャンピオン ドジ井坂 その1】

いつも笑顔で

いつも笑顔で

『ドジ井坂』
きっとサーフィンにどっぷりハマったことのある人ならきっと名前くらい聞いたことがあるだろう。
雑誌『サーフィンライフ』で30年近くにわたってサーフィンクリニックを連載しており、ドジ井坂のサーフィン理論に触れた事のある人は少なくないはずだ。また、サーフィンや海に関する著書も多く、とくに『ドジ井坂のサーフィンクリニック』はサーフィン出版界でのベストセラーとなっている。

ドジ井坂の著書

ドジ井坂の著書

さて、そんなドジ井坂とはどんな人物なのだろうか。
現在の活動を追ってみたいと思う。

現在彼は、『ビーチクラブ全国ネットワーク』という子供たちを中心にファミリーに海遊びを教えていくというボランティア団体の発起人として多忙な日々を送っている。この『ビーチクラブ全国ネットワーク』はその名の通り、全国にその活動を広げており、今では全国12か所でその活動が行われているのだ。
ビーチクラブとは『一年を通して海辺を遊ぶ』をコンセプトで、サーフィンに限らずヨット、ウィンドサーフィン、SUP、シーカヤック、スキムボードといった本格的なマリンスポーツに加え、ビーチフラッグ、ビーサン飛ばし、タコ上げ、などの海遊びを加え、実に多岐にわたっているのだ。

たくさんの人たちが集まるビーチクラブ

たくさんの人たちが集まるビーチクラブ

このビーチクラブのイベントが毎週どこかしらで開催されており、時間の許す限りその現場に顔を出している。
金曜日の夜から福井に行き、土曜日にビーチクラブを開催し、日曜日には千葉鴨川でのビーチクラブに参加しているなんてこともザラなのである。とにかくこの男、無尽蔵なスタミナの持ち主なのだ。

ドジ井坂の行くところに人の輪ができる

ドジ井坂の行くところに人の輪ができる

プロサーファーとして、確固たる地位を築きあげ、サーフィンジャーナリストのパイオニアとして誰しもが認める存在だったドジ井坂は、一体なぜ、ビーチクラブという一般人が参加する海遊び団体を結成したのだろうか。

ビーチクラブ活動の始まりは、ドジ井坂がプロデュースし、1990年に神奈川県が相模湾沿岸に展開した、新しい海岸創生のためのイベント『サーフ’90』でした。、当時海水浴場が無かった平塚海岸でのイベント開催を提案し、海水浴の代わりにビーチを楽しむ『海浜浴』を、そしてビーチバレー、ビーチサッカーなど、海岸を様々に楽しむビーチスポーツの体験イベントを7月~8月の2 ヶ月間平塚海岸で実施したのだ。

サーフィンだけじゃないぞー

サーフィンだけじゃないぞー

海水浴ではないので、サーフィンやヨット、ウィンドサーフィンなど、様々なマリンスポーツやあらゆる海遊び団体がこの『サーフ90』に参加し、大いに盛り上がった2ヶ月間となったのだ。
しかし、当初、あくまでも単発のイベントであって、一過性のものだった。

ドジ井坂は、このイベントを通じて、様々なマリンスポーツや海遊びを横断的に日本の海文化に根付かせていきたいと考え始めていた。サーファーがサーフィンしかやらないのではなく、風が吹いたらウィンドサーフィン、波がなければシーカヤックといった具合に、もっと幅広く海を楽しめるような土壌を作りたいと考えたのだ。
また、当時ビーチは大人の遊び場になっており、子供たちを寄せ付けない雰囲気になってしまっていた。
サーファーたちが大腕を振って我がもの顔でビーチを占拠しており、子供たちが安心して遊べるような場所ではなくなってしまっていたのだ。
また、その当時、海をよく理解していない大人たちが、「海は危険」という理由から子供たちを海から遠ざけてしまっていたのだ。
幼少のころから海を一番の遊び場にして成長してきたドジ井坂はそのことに危機感を感じていた。
海は大人だけのものではない。
ましてやサーファーのものではないのだ。
海をちゃんと理解していれば、危険は回避できるのだ。

子どもと戯れるドジ井坂

子どもと戯れるドジ井坂

『サーフ90』で仮設されたボードウォークは当初、イベント終了とともに撤去される予定だったが、ボードウォーク存続運動がきっかけとなり、地元平塚青年会議所が中心となり、『平塚ビーチクラブ』の原形が生まれ、ドジ井坂はビーチクラブの提案者として本格的に活動を始めることになる。

豊橋ビーチクラブ

豊橋ビーチクラブ

子供たちを海で遊ばせて、海で遊んだ思い出のある大人を育てていかないと、日本の海辺の文化が消えていってしまう。そういう国に日本がなってほしくない。そんな熱い思いを持ち活動を続け、
約20年。
平塚から始まったビーチクラブは今では全国12か所に広がり、更に新たな場所でビーチクラブの活動が始まろうとしている。

子供と大人が一緒に遊んでいるビーチ

子供と大人が一緒に遊んでいるビーチ

ビーチクラブの数だけ、子供たちが楽しそうに遊ぶ姿を見ることのできる海辺が増える。
海で遊ぶ子供が増えることで大人も海に戻ってくる。
海の素晴らしさを理解した子供たちはやがて大人になり、その子たちが親になったとき、きっとまた海で子供たちを遊ばせる。
そうすれば、日本の砂浜から子供たちの元気な声が聞こえてくる。
ドジ井坂はそんな大きな夢を持ってこの『ビーチクラブ』に情熱を燃やしているのだ。

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