SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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サマサマ号でゆく、ウェストティモールの旅 Vol3 サマサマ号あらため『様々号』? 

爆笑に次ぐ爆笑の夜

爆笑に次ぐ爆笑の夜


果たして北西に面しているサブ島のポイントにはスウェルが入ってくるのだろうか。
かなり微妙な予報が出ていたため移動にはリスクが伴った。
しかしサーファーたるや、まだ見ぬパーフェクトバレルが近くにあると聞けばそこを目指して歩みを進めるもの。
未知なる波のためであれば少々の危険など顧みない。
なんて、ちょっと違いのわかるトリップサーファーのようなことをほざいてしまったわけだが、実情は少々違っていた。
移動はサマサマ号のスタッフたちが夜な夜な舵を握ってくれる。
で、我々旅のクルーたちはというと飲み尽くしてしまった焼酎の瓶を恨めしそうに眺めながら「じゃあしゃーない、ビールビール」などと、とにかくアルコールに身を沈めるべく先を争うようにビールを喉に通しているだけであった。
そんな甲斐もありこの夜も脳みそ停止の酩酊状態へと完全移行していったのだった。

サマサマ号のスタッフたちから親しみを込めて『クッキー、クッキー』と呼ばれて嬉しそうにしていたクキさんセレクトの音楽に合わせて船の揺れとともに体を揺らす我々。
中には口の端をツバで泡立てながら歌っているものもいた。
勝負を賭けた決断の移動のその夜も文字通りの酔っ払いのドンチャン騒ぎであった。
そんな中、「あ、そーだ、これがあった!」とクッキークキさんがフミヤ風眼鏡をかけてi-podを操作し始めた。
選曲をしている様子。
イントロが始まる。
一瞬の沈黙。
ん?
え?
何これ?
「サブだかんね、明日はサブだかんね」とクッキークキさんが声を張った。
流れてきた曲は北島三郎、サブちゃんの代表曲『与作』であった。
ヘイヘイホ〜、ヘイヘイホ〜♪
サマサマ号改め漁師船『様々号』へと様相が変わっていった。
マッツ〜リーダ〜、マッツ〜リダ〜♪
もうおじさんたちは完全に演歌の世界へどっぷりと溺れ、大合唱を繰り返した。
ナニモカモ忘れ、サブちゃんワールドへと没頭していった。
「よ〜し、明日もサブだぞ〜」「どっちのサブだよ〜」「どっちなんだ〜〜」などと口々に言いながらその夜もワケもわからず食卓の周りでそのままダラシなく眠りに落ちていくのであった。
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