SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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ガル子物語 vol60  〜 ガル子サーファー計画再始動の巻 〜

浅瀬で遊び続けるガル子

浅瀬で遊び続けるガル子

半年前には躊躇なく海に飛び込んでいたガル子であったが、先天的な慎重すぎる性格がきっちり顔を覗かせ必要以上におそるおそる海に足を触れさせた。
「どうした? 大丈夫だよ、海はトモダチでしょ?」
勇気づけるボク。
ちょっと不安そうな表情を浮かべるガル子。
足を水に浸けてはキャッキャッ言いながらビーチへと戻っていってしまう。
どうしたどうした。
「ほらっ見てみっ」
ボクはできるだけアホみたいなジェスチャーをしながら海でドボーンと転んで見せた。
そんなボクの姿を見てケラケラ笑いながらビーチでピョンピョン跳ねていた。

時間が経つにつれて少しずつ海に慣れていったガル子。
海に浮かびながらリラックスできるようになってきた。
30分もすると半年のブランクなど感じさせないほど海と一体になっていた。
よしよし。
忘れてはいないな。
体は覚えているものだ。
ホッとしつつ次なるミッション、サーフィンへと移行することにした。

よーしっ、サーフィンするぞ!
必要以上にハイテンションで宣言すると、有無を言わさずロングボードのノーズ側にガル子を乗せ、半ば強制的にズンズンとアウトへ向かった。
「もう戻りたい〜」
沖に行くにつれて少しずつ不安そうになるガル子。
ボクは聞こえないフリした。
「オトーっ!!(怒)」
軽く泣き顔になりつつあるガル子であったが、ここで甘やかしてはならぬと心を鬼にしてスープが弾ける場所までパドルしていった。

「よーし、この波乗るか?」
完全強制状態でタンデムで波を捉えた。
ロングボードの先端で恐怖のあまりに体が固まっているのが見て取れた。
「ほらっ、波に乗ってるよ! ヒューヒュー。ほらっ、ヒューヒューは?」
「ヒュ〜〜〜〜」
完全に言わされていたのだが、一応波に乗りながら「ヒューヒュー」と声を発していたので表向きには楽しそうな図式が完成していた。
「波乗ったね!」
「うんっ、乗った」
たいしてテンションが上がっていない様子。
「もう一回乗る?」と聞いてみるときっぱり「いやだっ。もうあっちに戻る」と砂浜を指差したのだった。
んー。
これはなかなか時間がかかりそうだ。
でも焦りは禁物。
ゆっくり恐怖心を取り除いていければいいのだ。

浜辺に戻ると魚を追いかけたり、ヤドカリを捕まえたり。
気がつくと炎天下のもとで4時間以上も遊び続けてしまっていた。
水も飲ませず、休憩もさせなかったボクの監督不行き届きが原因でその夜発熱してしまったガル子。
久しぶりにガル子と海で過ごせたことが嬉しくて冷静さを失っていたようだ。
ごめんっ、ガル子。
ド天然嫁の果てしなく続く口撃にさらされ、ウナダレつつ体を火照らせているガル子とベットに吸い込まれていったのだった。

(有本圭)
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