SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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フィリピン、バレルでバレルだぁ〜の旅 〜その4 これが本当のサーフキャンプ 〜

我々の野営地

我々の野営地


海が見えて間もなくすると目的地に着いた。
「ここだからよ〜。ここに泊まるから」
とミスターM`sのダミ声が鳴った。
なんもないんですけど。
水とかそんなもんもなさそうだし。
電気なんてもんはあるわけないし。
もちろん携帯の電波は届かないし。
ココナッツの実が頭に落ちてきて死にそうだし。
キック隊長は「ここ絶対オバケいるヨ」と子どものようなことを真剣に言ってるし。

「そんでさあ、蚊がすげえから。夜は焚き火したほうがいいな」
事も無げにダミ声が言った。
蚊がすげえのか〜。
うんうん。
これは本格的にハードな旅になってきた。
旅人魂が完全に着火した瞬間だった。

我々の野営地からそのブレイクを確認することができた。
レフト方向にショルダーが伸びていくのがわかった。
ピークはかなりアウトだったが波は浜辺近くまで続いているようだった。
もちろんサーファーの姿はない。
というか人の姿もない。
気配すらしない。
どちらかというと得体の知れない動物とかオバケとかそっちの方が心配だ。
ユキオが真顔で「さっき狼見たよ」とか言って脅かしてくるし。
ったく。
ロクなことを言わない。

かなりアウトからブレイクするレフト

かなりアウトからブレイクするレフト

ここでの小川幸男のサーフィンは圧巻だった。
誰も抜けられないほどの奥のポジションからきわどいテイクオフを決めたかと思うと猛烈なスピードで速いセクションを抜け、パワフルなリッピングを何発も決めてスプレイをまき散らしていた。
さすがはプロサーフィン連盟の選手会長をしているだけのことはある。
サーフィンのセンスはプロサーファーの中でもピカイチだ。
陸ではただのイタズラ小僧なのだが、海に入ると人が変わってしまう。
気軽に近寄ることのできない独特なオーラに包まれている。
でもやっぱり陸に戻ると元に戻ってくれる。
その日の夜には焚き火にテンションを上げて上半身裸で焚き火ダンスを披露していた。
まあ簡単言ってしまうとまあまあなアホなわけだ。
サーフィンは天才的なのでプラスマイナス0といったところか。
人間、やっぱりバランスが大切なのだ。
安心するわ。

アルコールと長時間の移動、そして仲間同士で波を分け合ったサーフィンの心地良い疲れが眠りへと誘う。
パームツリーを揺らす風の音。
野鳥の不気味な鳴き声。
虫やカエル、得体の知れない動物の鳴き声がなどが暗闇の中で意外なほど調和しているように感じた。
蚊の多いパームツリーの下での眠りは潔く諦め、浜辺へと降りることにした。
キメの細かい白い砂をベッドにし、タオルケットに包まりながら気持ちのいい眠りに落ちていった。

フィリピン・バレルを旅してみたい方はこちらから

その1はこちら
その2はこちら
その3はこちら
(有本圭)
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