SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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大人にわめき続けた少年サーファーの話

しばらくするとその親子サーファーはボクが波待ちをしているポジションへとやってきた。
お父さんと目が合ったのでボクは『おはよう』の気持ちを込めたスマイルを向けた。
ところが彼は無表情のままスッと目をそらした。
まあ、こういうことはよくある。
誰も彼もオープンマインドというわけではない。
こんなことでいちいち傷つくほどヤワではないのだ。

波に乗り終えてインサイドからアウトへ向かおうとした時であった。
少年の甲高い声が海に響いた。
ん?
何事だ?
一瞬何が起きているのか理解ができなかった。
先ほどの2人の少年のうち、弟と思われる小さい方の少年が声を荒げていたのだ。
ボクは少年の言葉に耳を傾けた。
すると「Get out!! Get out from my wave!!」という言葉が耳に入ってきた。
どうやら激しく怒っているようだった。

確かにその少年はおじさんロングボーダーに前乗りをされていた。
ボクはその一部始終をインサイドから見ていた。
しかし前乗りといってもかなり距離が離れていたし、少年の力量ではとても追いつけるような距離ではなかった。
誰の目にもそれが少年の邪魔になったようには映らなかっただろう。
ただの言いがかりのように感じられた。
その少年はお父さんに押されてようやくテイクオフできるビギナーだったのだ。

ロングボードのおじさんは明らかに上級者で、きっと後ろから少年がテイクオフしているのは気づいていたのだと思う。
その上で距離も離れていたし、少年がビギナーだったこともあって波に乗ったのだろう。
前乗りはルール違反とはいえ、こういうことは暗黙の了解の中でよくあることだ。
ある程度のレベルに達すると前乗りされることは危険であるし不愉快な出来事になるが、ビギナーにとってはほとんど何の影響もなく、そんなことにも気づきもしない場合がほとんどだ。

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