SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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こういう時だからこそ  ~サーフィン自粛解禁のお知らせ~   

東日本大震災及び大津波による多数の犠牲者方々、ご遺族、ご関係者の方々に心よりお悔やみ申し上げます。
そして、今なお大津波により家を失い、避難所生活を強いられている方々にはなんとコメントしていいのか言葉も見つかりません。
また救助隊として必死に救助活動を行っている方々や、一進一退の状況が続いている福島第一原発で命がけの作業を行っている方々には本当に頭の下がる思いです。

3月11日に大震災が起き、その後、津波注意報が解除された後もサーフィンは自粛していた。
とてもサーフィンをする気にはなれなかったというのが本音かもしれない。
「津波の翌日にサーフィンしていた人がいる」という話を聞いて僕自身も嫌な気持ちになった。

NSA(日本サーフィン連盟)からはサーフィン自粛についての呼びかけがあり、有料波情報も停まり、世間的にもサーフィン自粛の気運が高まっていった。

コシ~ハラ でなかなかいい波でした!

コシ~ハラ でなかなかいい波でした!

今回の震災で売上が落ち込み、危機的状況を迎えている業界や企業も少なくない。
そして、サーフィン業界も震災後から沈み返ってしまっている。
震災後にお店を閉めたサーフショップが全国に8軒あるという話をメーカーの後輩から耳にしたりもした。(震災が原因かは定かではありませんが)

湘南にはサーフショップやシェイパー、サーフィン業界のメーカー、サーフィンスクール、プロサーファーなど海をベースに仕事をしている人たちがたくさんいる。
僕も含めてだが、こういう人たちは海に人が来ないと生活が成り立っていかなくなるのだ。
「もう終わったよ」と嘆く人も少なくなかった。

ローカルサーファーたちが海に戻ったぞ

ローカルサーファーたちが海に戻ったぞ

実はここ数日間、辻堂ローカルサーファーの間では『いつから海に入るのか?』というのが争点になっていた。
ある専門家の話によると余震はこの後1年から2年もの間続くという。
原発から漏えいしている放射能が完全に消えるまでには何十年もかかるという話もある。
瓦礫の山と化した被災地が完全に復興するには何年もかかる。
ではその間ずっとサーフィンは自粛なのだろうか。

ローカルサーファーが率先して海に入り出せば、ビジターサーファーも徐々に海に戻ってくるだろうということは十分理解している。
余震が続く中、本当に海に入っていいのだろうか、東海地震が誘発されるなんてことはないのだろうか、という葛藤はあった。

しかし、僕らはこの3連休のうちに波が上がったら海に入ろうと決めたのだ。
『SWP支援隊』として宮城県石巻で救援物資を寄付してきてくれたまさしからの報告にもあった通り、被災地には長期に渡る支援が必要なのは明白である。(まさしのレポートはこちら
支援する側にも長期の支援活動が強いられることになるのだ。
その間、僕らが精神的にも、肉体的にも、経済的にも元気な状態を維持できない限りは支援どころではなくなってしまう。

「青森、岩手、福島で被災している地名、サーファーにとって知ってる所ばかりじゃん。あれだけ波乗りしに行ってお世話になってさ、こんな時に力になんなきゃウソでしょ。」
「好きなサーフィンしてリフレッシュしてさ、前向きな気持ちで被災者を励ましていこうぜ」
などなど辻堂ローカルの皆さんから熱い意見をたくさん聞くことができた。
被災者、被災地の力になりたいという気持ちは皆変わらないのだ。

プロサーファー兼シェイパーの畑国男さん

プロサーファー兼シェイパーの畑国男さん

余震が続き、原発問題も収束していない今、無責任に「皆さん、ぜひ海に来てください」とは言えない。
でも僕らは海に入りますよ。
自己判断で海に来てください。
もうローカルたちが海に入っている皆さんをとがめたりすることはありません。

ローカルサーファーの萩野さん

ローカルサーファーの萩野さん

いい波乗って、すっきりして、前向きにいこう。
こんな時だからこそ。

辻堂のShop my crewのオーナー、横田さん

辻堂のShop my crewのオーナー、横田さん

俺達はサーファー。
何があったって海を愛する気持ちは変わらない。

左 一岡プロ 右 ワタナベくん

左 一岡プロ 右 ワタナベくん

これからも海をリスペクトして、海と共に生きてゆきたいと思うのです。

昨日のオンショアの影響で波が上がった本日3月21日、僕はホームポイントである辻堂でサーフィンをしました。
このタイミングで海に入ることに対して賛否両論あるのは十分理解しております。
多方面からのご批判は甘んじて受ける覚悟はあります。
それでも、今日から海での活動を再開していこうと決めたのです。

有本 圭

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