SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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いざ女川へ 〜第2回 SWP支援隊 活動レポート その2〜

湘南から笑顔を届ける、カレー炊き出しの旅。
2日目は女川の第一保育所が目的地である。
女川向けのカレーは1日目に炊き出しを行った東松島の避難所で調理させてもらえることになった。
「より大きな被害を受けた女川のために協力したい」ということで、調理環境を貸して頂いたのだ。
避難所同士の助け合いである。「困ったときはお互い様」という考え方が素晴らしい。

湘南生まれ、松島育ちのカレー

湘南生まれ、松島育ちのカレー

女川へ向かう途中、石巻の市街で大渋滞に巻き込まれた。
ガソリン不足が緩和されて、石巻への道も修復が進んだために市街を走る車の数が急増しているようだ。

女川第一保育所に到着すると、事前に協力を依頼していた女川ヨットクラブの皆さんがかけつけてくれていた。
SWP支援隊、南蛮屋さん、保育所の職員さん達、女川ヨットクラブが合同で炊き出しを行う。
カレーとサラダ、コーヒーにちょっとしたデザートがついて、立派なディナーである。
生きるための最低限の物資が行き渡った現在では「ちょっとした贅沢」が求められているように思う。

カレーの準備中

カレーの準備中

第一保育所では決して大きいとは言えない施設の中で200人弱の方が暮らしている。
不安や悲しみに押しつぶされそうな気持ちを奮い立たせるように、女川の人たちは皆が笑顔だった。
震災で全てを失ったことさえもネタにして笑い合っている姿を見て、胸が苦しくなる。

女川ヨットクラブ 持田さん夫妻

女川ヨットクラブ 持田さん夫妻

女川ヨットクラブの持田さんも津波の被害にあったひとりだ。
地震発生時も船にいたのだが、地震で海にさざ波が立っていたそうだ。
はじめはさざ波の原因が分からなかったが、陸を見ると崖がくずれているが見えて「大きな地震がきたんだ!」と気がつく。

すぐに家に戻り、家族に避難の指示をして、自分はヨットを守るために海に戻った。
しかしヨットに辿り着く前に知り合いの船長さんに掴まって、漁船に乗せられてしまう。
「頼むからオレをヨットに行かせてくれ」と頼んだが船長は「10メートル以上の津波が来る。ヨットではとても逃げられない」という判断だった。

漁船で沖へ向かうと30メートルもある『うねり』がやってきた。
見たこともない大津波だ。

つづく

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