SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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第2章 有本圭自伝『少年おじさん』 ~開き直り~ 第22話(第2章最終回)

住めば都の団地

住めば都の団地


もう失うものは何もなかった。
僕に残ったのは借金だけだった。(前回はこちら
ブリーダーをするために借りていた一軒家は引きはらい、団地住まいに戻っていた。

ある日、出て行った彼女から電話が入り、
「荷物を取りに行きたい」
と言ってきた。

同棲して3年。
ほとんどの持ち物は2人のものだった。
僕は、
「好きな物持っていけよ、俺なんもいらねーからっ。その代り俺がいない時に取りに来てくれよ。会いたくねえから」
と強がった。

数日後、日時を決めて彼女が荷物を取りに来た。
僕は家を空けて、荷物が運ばれるのを喫茶店で時間をつぶしながら待った。
鉢合わせにならないようにじゅうぶんに時間をあけて家に戻った。

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