SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

第2章16話 tikiz物語 ~ やっぱり海に救われた ~ 

事情を知っていた圭くん(有本圭プロ)から何度も電話がかかってきていたが電話に出る気力すらなくなっていた。
誰とも会いたくなかった。
夜、布団に入って目をつむるとEちゃんとの思い出がグルグル頭の中を巡った。
「何がいけなかったんだ? どうすれば良かったのか? まだ間に合うのか? 電話してみようか」
などと考え始めるとぐっすり眠る事なんてできなかった。
でも考えれば考えるほどもう手遅れだということは明確になり、まったく出口の見えないトンネルをさまよっているようだった。

もうどうでもいいや、と自暴自棄になり、仕事も辞めてしまおうかなどと考えるようになってしまった。
一体何のために仕事をしているのかわからなくなってしまった。
何のために湘南に引っ越してきたのかもわからなくなってしまった。
そんな悶々とした日々を送っていたある日のこと。

夜中にチャイムが鳴った。
こんな時間に誰だろうと2階の窓の隙間からそっと覗いてみてみるとそこには圭くんが立っていた。
俺は一瞬居留守を使おうかとも思ったが、迷ったあげく玄関の扉を開いた。

「よっ! 元気か? 飯食った?」

「食いましたけど・・・」

「そっか、まあいいや。杏仁豆腐おごってやるから大新付き合えよ」

大新とは俺の住む隣の中華料理やだった。
あまり気乗りはしなかったが、先輩の誘いをムゲに断ることもできず、イヤイヤながら付き合うことにした。

通いまくった大新

通いまくった大新

大新にいる間、圭くんはいつもとまったく変わらない様子でいつものペースでしゃべり通していた。
でも俺のことを心配して来てくれているのは痛いほどわかった。
>> 次のページ >> 心が軽くなったきっかけは!?

ページ: (1) (2) (3)

タグ: , ,

Facebook Comments:



© 2010 SWP | サーフィンと海遊びのブログマガジン. All Rights Reserved.

出欠管理・スケジュール管理に『サークルスクエア』

http://wakutuku.jp/