SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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理想のサーファー像

少年の心を持つオージーじいさん

少年の心を持つオージーじいさん


年の半分をバリ島で過ごすオージーじいさんがいる。
彼は孫もいる正真正銘のおじいさんなのだが、今でも現役サーファーとしてラインナップに顔を覗かせている。
サーフィンの腕前もかなりのものだ。
その年でそこまでやれちゃうんだ、と勇気を与えてくれる存在なのだ。

彼の周りにはいつも笑顔が集まってくる。
その笑顔のうちの一人がボクだったりする。
誰でも受け入れる柔和なオーラ。
ジョークを飛ばしては周りを爆笑の渦に巻き込んでいく。
レディーファースト!とかいって周りにいる若い娘たちにどんどん波を譲って満足そうな笑みを浮かべている。
とにかく彼が海にいるだけでなんだかこちらまでサーフィンが楽しくなってしまうのだ。
>> 次のページ >> 最高のサーファーとは!?

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Hey Jap! Go back to Japan!! ん?

波は最高! が、しか〜し

波は最高! が、しか〜し


どうも外国人からみるとボクはバリニーズに見えるようだ。
たいがい彼らと海で会うと「スラマッパギー」(インドネシア語でおはようの意味)と挨拶されてしまう。
ボクも面倒なので「パギー」(おはよう)とバリニーズを決め込む。
いちいち「いや、ボクはこう見えても日本人なんですよ」なんて説明するのもなんだか億劫になってしまったのだ。

その日もいつものごとくボクはバリニーズと勘違いされていた。
まあいつものことだ。
特に変わらぬ日常だ。
その日はいつもにも増して日本人サーファーが多くポイントにいた。
彼らはバリニーズのガイドと一緒にサーフしていたのでピークから次々にいい波に乗っていた。
そのぶん外国人サーファーはピークに入れずにいた。
ロコサーファーとそのお客さんを差し置いてピークに入っていく雰囲気ではなかったのだ。
>> 次のページ >> 久しぶりに大和魂が点火してしまった出来事

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スーパーヒーロー

広島東洋カープ背番号15番、黒田博樹

広島東洋カープ背番号15番、黒田博樹


ボクにはひとりのスーパーヒーローがいる。
スーパーヒーローという表現も相当に古めかしい香りがするのだが自分の心と言葉を探ってみるとこの言葉がしっくりと馴染んだ。
その男の名は黒田博樹40歳、広島東洋カープの背番号15番。
もう正直、広島東洋カープ背番号15番、と書いた時には涙でモニターが霞みはじめてしまうのだが、とにかくボクにとっては黒田は(大ファンなので呼び捨てです)ヒーローなどではなくスーパーヒーローなのである。

今シーズン、20億円ともいえるヤンキースのオファーを断り、古巣広島カープに復帰した黒田。
前年まで10億を超える給料を取り続けていた黒田は広島カープの出す精一杯の4億円の給料では税金すら払えないと言われている。
つまり黒田の復帰の理由はお金などでは断じてない「男気」の決断だったのだ。
うー、なんてかっこいい。
一瞬でも、いやー、でもなんだかんだいったって4億も給料もらてんでしょ、なーんて思ってしまう我が塩漬けアタマがかえって彼をスーパーヒーローへと押し上げていく。
とにかく彼はボクが想像を超えた世界で生きる男なのである。

そんな黒田は今シーズン、広島東洋カープ熱烈盲信的なファン(ボクのことなんですけどね)に大きな感動とともに温かく迎え入れられた。
日に日にヒートアップするファンの大きな期待を背中にマウンドに上がり続けた。
彼の思いはただひとつ。
チームのために。
ファンのために。

彼は自分のために投げているのではない。
打者が弾きかえす強烈な打球が目の前に飛んできたとき、彼は迷わず反射的にグローブのない右手、つまり投手としてもっとも大切にしなくてはならない右手を出してその打球を取りにいく。
今シーズン、2度も素手で打球を取りにいき、負傷してしまった。
そんな黒田の姿を心配し、取材陣がそのことを尋ねると「あの打球に手が出なくなったら俺は引退するときだよ」とこぼしたという。
彼はそれだけの気持ちで投げているのだ。
彼の思いの大きさを知ることになった出来事であった。
>> 次のページは >> 彼の一言に生き方が集約されている

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オヤジの代名詞は過去のモノ

小波は小波で

小波は小波で

小波続きのバリ島。
でも小波は小波で楽しい。
リラックスして海で過ごす時間を楽しむことができる。
湘南育ちのボクにとっては案外小波がしっくりと落ちついてしまったりするのだ。

スモールコンディションのときに海を楽しむには断然ロングボードがいい。
なによりテイクオフが楽だしパワーのない波でも走っていってくれる。
お手上げ状態のショートボードのおじさんたちを横目にスイスイとテイクオフしてしまう。
「oh! it`s good for longboard ya」
と恨めしそうにボクのことを見ているオージー。
「ya, you`d better change to longboard」
とニカっと笑ってやる。
波のコンディションに合わせて道具をチョイスすればどんなコンディションでもフィットできてしまうのだ。
>> 次のページ >> オヤジの代名詞ロングボードという時代は終わった

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世界中のキッズサーファーに夢を! 

サーファーが新聞を賑わせる時代がくる!

サーファーが新聞を賑わせる時代がくる!


先日、IOC(国際オリンピック委員会)への追加提案種目にサーフィンが残ったことに関する記事を書いた。
一部の方たちの間でボクの書いた記事がオリンピックに関して『ネガティブ』と捉えられてしまったようだ。(その記事はこちら
誤解のないように改めてはっきりさせておくが、オリンピックにサーフィンが選ばれることに関しては大変に喜ばしいと思っている。
これはボクが競技者としてサーフィンをしていたころからの夢でもあるのだ。
サーフィンがオリンピックの競技に!
夢のような出来事だ。
ただ、いちサーファーの願いとして海で開催されればより最高だと思っているのも事実なのだ。

とはいえ、開催に向けてはいろいろな問題や事情がある。
オリンピック期間中に波がなかったらどうするんだ?
宿泊施設は?
観客をどのように収容するのか?
都内からのアクセスは?
実現するには様々な課題が山積しているのだろう。
すべての問題を乗り越えていかなくては開催は実現しないはず。
だからもし最終的にサーフィンがオリンピックの競技として選ばれるのであればプールだろうが湖だろうが両手を挙げて万歳三唱に決まっている。
そんなことよりもキッズサーファーたちに与える大きな夢のほうが断然に大きいと思えるのだ。

>> 次のページは >> かつて競技者として感じたこと。

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ベビ子物語Vol53  〜サーファーへの道はいばらの道〜

サーフボードを置き去りに・・・

サーフボードを置き去りに・・・


どうする、どこいく?
動物園?
ドライブ?
プール?
どうする??

この日、ベビ子を託されたボクは彼女のやりたいことをさせようと決めていた。
父と娘のふたりきりの時間。
案外ありそうでない貴重な時間。
それに、やっぱり「オトーと一緒だと楽しい!」と思われたいという打算的思考。
子を思ってという親心8割、子に思われたくてという幼稚心2割といったところだろうか。
とにかくベビ子の意思を尊重することにしたのだ。

どうすんの?
動物園でラクダに乗るか?
・・・
ゾウにも乗れるぞ。
どうする?
・・・
ベビ子ね、サーフィンしたい!

キターーーーーー。
その言葉。
くるとは思ってなかったので激しく喜んでしまった。

そうなの?
サーフィンしたいの?
じゃあいく?
いこうか?
いっちゃおう!

ということでふたりで車に乗り込み、クタビーチへと向かったのだ。
>> 次のページは >> サーファーへの道はいばらの道だった!?

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サーフィン、オリンピック競技へ!!

OlympicPool

OlympicPool


なんとなんと、サーフィンが東京オリンピックの競技に採用される見通しのようだ。(詳しくはこちら
賛否両論はあるだろうが、サーフィン業界にとっては大きな追い風になってくれるだろう。
それに何をおいても子どもたちが大きな夢を見れることに意義がある。
これは朗報といっていい。

しかし、一つだけ残念なことがある。
せっかくのサーフィンがプールで開催されるという点だ。
これではサーフィンの魅力が半減してしまう。
やはりサーフィンは海でやるもの。
海でやるからこそサーフィンである。
波を感じ、風を感じ、潮の変化を感じ、地形を知ることでいい波に乗ることができる。
五感を研ぎ澄まし、第六感を作動させ、自然と一体になる。
そこにサーフィンの本質がある気がする。
競技として同条件の人工の波で演技したほうがわかりやすいのだろうが、やはりどうしても違和感を感じてしまうのだ。

東京にも新島を始めとする世界に誇るアイランドブレイクがある。
欲をいえば海で開催してほしい。
歴史上初めてサーフィンがオリンピックに採用されるのが日本であればそれは誇りに思う。
しかしどうせならプールではなく海で行ってほしいというのはボクの個人的な願いだ。

まあ、なんにせよサーフィンが追加種目として決まってくれればそれは大変に喜ばしいことだ。
これをきっかけにサーフィン界全体が更にいい方向へ向かってくれることを願って止まないのだ。

(有本圭)
※facebookアカウント『Kei Arimoto』では友だち上限に達してしまったため、『フォロー』という形でこれからも皆さんと繋がっていけたらと思ってます。インスタグラムkeiarimotoも始めましたのでそちらもよろしくお願いします。サーファー、海好き、バリ好きの皆さん、遠慮なくフォローしてくださいね!

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『無い物ねだり』と『ある物感謝』

日本。きらびやかです。

日本。きらびやかです。


人間という生き物はどんなに豊かになっても『ナニカ』を求めてしまう。
今の日本は世界から見てみると物質的には相当に豊かである。
世界最先端の物がそこらじゅうに溢れている。
24時間いつでも必要な物が手に入る。
停電なんてことはほとんどないし、ましてや断水なんてこともない。
水道の水は清潔で飲むことだってできる。
レストランに入れば席についただけでお茶がでてきたりする。
コンビニの店員は買ってもいない客に「ありがとうございます」と頭を下げてくる。
あ、それはあんまり関係ないか。
まあいい。

日本の社会においては餓死するなどということはほとんど起こり得ない。
でも地球上にはいまだ貧困に苦しんでいる場所が確かに存在しているのだ。
iphoneを持っていないからといって劣等感を感じるなんてバカげたことだ。
持っていることが当たり前の社会のほうが異常といえるのではないだろうか。

>> 次のページ >> シアワセは案外近くにあったりする

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小さな奇跡のアスリート その1 〜前を向くということ〜

田中映伍くん11歳

田中映伍くん11歳


「なんだかさ、バリって毎日波があるから案外サーフィンしなくなっちゃうんだよね、ははっ」なんてダラシなく笑っているボクは自分を恥じて人里離れた洞穴にでも逃げ込みたくなってしまった。
人間とは弱いもので、自分が与えられているものは当たり前だと感謝すらしなくなってしまうものだ。
一方で、世の中には想像もできないようなハンデキャップを抱えながらそれでも前向きに生きる人達の姿があるのだ。

先日、サーファーにお馴染みのFreak(リーシュコードやデッキパッチ)などを開発するサーパストレーディングに勤めている友人から連絡が入った。
この子をSWP(当サイト)で紹介してくれないか、と。
友人はその子のために、その子だけのためにグッズを開発したいと真剣に考えているようなのだ。
ボクはその子の写真を目にし、胸に熱いものがこみ上げてきてしまった。
もちろん紹介しますよ。
それが彼や彼のご両親のご希望でしたら。
きっと彼の姿は多くの人達に大きな力を与えてくれるはずだから。

彼の名は田中映伍くん。
11歳になるという。
生まれ持って両腕がないという大きなハンデを抱えている。
しかし彼の表情からもわかる通り、そんなハンデキャップなどものともしない生き方をしているのだ。
足の小指をドアにぶつけただけで数日間落ち込んで家にこもってしまうヒヨワなボクはこの時点でコールド負けなのである。

>> 次のページは >> サーファーとしての道を歩み始めた映伍くん

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崩壊? サーフィンの秩序

特にポイントブレイクではルールが必要です

特にポイントブレイクではルールが必要です


日本ではサーフィンブームが去って久しい。
サーフィンはブームという一過性のものから地域にしっかりと根付いたカルチャーとなりつつある。
世代から世代へと良くも悪くも縦社会が形成され、秩序が保たれている。
3世代目のサーファーの姿も現れ、歴史を刻み始めているのだ。

一方、世界的にみると空前のサーフィンブームが訪れているといわれている。
世界中の人々がサーフィンの魅力に気がつき始めている。
そのこと自体は歓迎すべきことだ。
サーフィンという自然と深く触れあうことのできるスポーツを楽しむことは環境に対する意識も高まってくるし、精神衛生上もポジティブなことだ。
この素晴らしいスポーツが世界中に広まっていってほしいと願っている。
しかし・・・
残念ながら「しかし」と思ってしまうことも多発し始めている。

世界各地から多様なサーファーが集まるバリ島の海において、世界に先がけて様々な問題が顕在化し始めている。
サーフィンが世界中に広まりつつあることを手放しで喜んでばかりはいられないような状況も生まれつつあるのだ。

>> 次のページは >> 顕在化している問題は?

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