アグン山は噴火活動を続けているわけだが、だからと言って特別にナニカが劇的に変化したということはない。
ボクが暮らすエリアはアグン山から60kmほど離れているのでフツーに生活を続けている。
しかしバリ島からツーリストが離れていることは随所で感じられるのだ。
サーフスポットは連日貸切り状態だ。
帰国できずにバリ島に取り残されているサーファーがチラホラいるが、どのポイントもガラガラだ。
何しろ空港が閉鎖されてしまっているのでツーリストがバリ島に辿りつくことができない。(29日14時28分空港再開)
足止めを食っているツーリストたちは陸路でジャワ島やロンボク島に向かい、そこから帰国の途についている。
どんどんバリ島から人が離れていってしまっているのだ。
ポイントが空いてくれるのはサーファー的にはアリなのだが、バリ島からツーリストが消えてしまうのはタダゴトではない。
やったー、今日も貸切りサーフィンだ〜、などと手放しで喜んではいられなくなりつつあるのだ。
サーフィン専門旅行会社ST-Worldの調べによると年末年始のバリ島旅行はキャンセルが相次いでいるとのことだ。
しかしサーファーのキャンセルは2割程度で収まっているのだとか。
サーファー、たくましいぞ!
それでこそサーファーだ。
やはりサーファーは一般人とは一味違う感性を持っているようなのだ。
現在の噴火は地球的規模でみるとごく小規模なものらしいのだが、今後大噴火に発展する可能性も、またこのまま収束する可能性もあるとの専門家の見立てがある。
とにかく、このまま沈静化して収束に向かって欲しい。
Pray for Bali…
有本圭
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