SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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海の『まさか』

小波でも注意は必要だ

小波でも注意は必要だ


先日のこと。
さあサーフィンするぞ、とサーフボードを抱えて海に入ろうとすると浜辺に人だかりができているのが目に入ってきた。
嫌な記憶が蘇ってくる。
1年くらい前に同じような光景を目にしたことがあった。
好奇心に任せて人群に近づいてみると輪の中心には血の気の失った白人の男の子が横たわっていた。
同じくらいの子を持つボクはとっさに目をそらした。
瞬間的に彼が息をしていないことを感じとってしまった。
きっとつい先ほどまでは笑顔でビーチを駆け回っていたはずの少年の変わり果てた姿を直視することができなかった。
その光景は今でも記憶から剥がれ落ちずに鮮明に残ってしまっている。

その日ボクは人だかりには近づかなかった。
足が向かなかった。
なんとなく起きたことがイメージに入ってきたからだ。
ビーチに集まっていた一団を横目に海に入っていこうとすると「有本さん」と呼ぶ声が背中から聞こえた。
振り向いてみるとバリ在住の友人が神妙な表情を浮かべて近づいてきた。

「なんか溺れちゃったみたいよ」
「やっぱり・・・」
「ふたりだって」
「え? ふたり?」
「カレントに流されたんだって」
>> 次のページ >> 海は『まさか』が起きる危険な場所

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サーファー行方不明、またしても・・・

2014年10月13日の江ノ島海岸

2014年10月13日の江ノ島海岸


友人からの連絡によると昨日、江ノ島水族館前でまたしてもサーファーが行方不明になってしまったそうだ。
昨日は強烈な勢力を保った台風19号が日本列島を横断していった。
ボクはバリ島で暮らしているので体感していないので実際のところはわからないのだが、ニュースなどによると相当なものだったようだ。
恐らく海も荒れていたことだろう。
でも場所によってはサーフィンが可能なスポットもあったのかもしれない。
江ノ島周辺というのは他のビーチがクローズアウトしていても比較的サーフィンが可能な場合が多いのだ。
きっとそこにサーファーたちが集まっていたのだろうと想像がつく。

>> 次のページは >> 当日の海の状況は?

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サーファーを襲う秋の空

秋空

秋空


どこからか、鈴虫の鳴き声が聞こえてきた。
秋の訪れを教えてくれる鈴虫の奏でる音を聞くとなんだか寂しい気分になってしまう。
ボクは現在常夏のバリ島で暮らしているわけだが、日本滞在中に耳にした鈴虫の鳴き声は秋を予感させて寂しい気分になってしまった。
40年暮らした日本の情緒は骨身に沁みている。
そう簡単には忘れるものではないのだ。

日本は秋へと季節を移ろいでいる。
季節の変わり目は天候が安定しないことが多い。
『女心と秋の空』という言葉があるくらい、秋の天候は移ろいやすいのだ。
もちろん女心も移ろいやすいということなのだろう。
その辺は十分注意していきたい(笑)

>> 次のページ >> サーファーが注意しなくてはいけない秋の天候

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波間で泳ぐということ

台風のジャンクコンディション

台風のジャンクコンディション


先日、和歌山県でサーファーが流されてしまったというニュースがあった。
その方は見つからず、切れてしまったリーシュコードが付いたサーフボードだけが岸に打ち上ったそうだ。
その事故に関連してリーシュコードが切れ、危うく流されかけてしまったボク自身の話を紹介したのはつい一週間ほど前のことだ(その記事はこちら
和歌山新報によると8月10日に行方不明になった40歳のサーファーの方が12日に沖合で遺体となって発見されたということだ。
足首には切れてしまったリーシュコードがついていたそうだ。
とても残念なことだ。

目撃情報によるとリーシュコードが切れて泳いで岸に向かっていたところ、後ろからやってきた波に飲み込まれてその後姿が見えなくなってしまったとのことだった。
もしかしたらその方は海で泳ぐ経験があまりなかったのかもしれない。
海で泳ぐことに慣れていれば岸に向けて泳ぎながらも後ろからくる波には細心の注意を払うことができる。
油断しているときにいきなり後ろからやってくる波に飲み込まれてしまうのはかなり危険なことだと知っているから。
波に飲み込まれる準備をしていなければ息が続かなくなってしまうことがあるのだ。
>> 次のページは >> 泳いでいるときに波がやってきたらどう対応するか?

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事故の教訓

混雑したポイントには危険が潜む

混雑したポイントには危険が潜む


とても残念なお知らせだ。
鎌倉で起きたSUPとサーファーとの衝突事故で意識不明の重体だったサーファーの方が亡くなられた。
最悪の結果となってしまった。
同じサーファーとして、海を愛する者として、本当に残念だ。
ボクの友人の友人だったりしたのでとても他人事とは思えない。
まずはここで若くして亡くなってしまったサーファーの方のご冥福をお祈りいたいと思う。

今回の事故で尊い1人の命が失われてしまった。
その方の命を無駄にしないためにも我々サーファーはこの事実と向き合っていかなくてはならない。
このような痛ましい事故が2度と起こらないように各人が意識を持たなくてはならない。

今朝のサーフセッションでこんなことがあった。
場所はエアポートリーフ。
波のサイズはセットで3f。
ピークではピリピリしたムードは一切なく、サーファーたちの表情は明るかった。
リラックスしてサーフィンを楽しめるコンディションだったのだ。

ボクはアウトでセットを待っていた。
大きめのウネリがピークに向かって入ってきた。
ボクは周りのサーファーの位置を確認し、その波がボクが乗るべき波だと確信しパドルに力を込めた。
テイクオフの瞬間に目に飛び込んできた波のショルダーは長く先まで続いていた。
素晴らしい波だった。
速いセクションを浅めのボトムターンで抜けながら加速していった。
するとインサイドで1人のサーファーがパドルをしているのが目に入ってきた。
カリフォルニアからやってきていたキッズサーファーだった。
ボクがライドしている大きめの波から逃げるようにショルダー側へと必死にパドルしていた。
それはちょうどボクがライディングしていく方向とかぶってしまっていた。
完全にボクのライディングのライン上に入ってしまっていたのだ。
ボードがかなり加速していたため無理に彼を避けようと板を返すとバランスを崩しかねなかったのでセーフティファーストでそのままプルアウトをした。

>> 次のページ >> こういうシチュエーションでの行動は・・・

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命あってのサーフィン ~初心者サーファーへのメッセージ 5~

オンショアの影響でサイズアップしてます

オンショアの影響でサイズアップしてます


本日の夕方、湘南のとあるビーチで海水浴客が命を落とした。
溺れていたことに気づいたサーファーが救出し、浜へ上げて心肺蘇生をしたが戻ってこなかったそうだ。

午前中、僕はサーフィンスクールで辻堂ビーチに出ていた。
レッスン中、生徒さんが、

「けいさんっ、あれっ」

と沖を指さした。
沖を見ると手をバタバタしながら苦しそうな表情をしている女性の姿が目に入った。
明らかに溺れている人の姿だ。
僕は一目散にパドルでその女性を目指した。
オンショアで波数が多く、ちょっと目を離すと女性の姿が見えなくなってしまう状況。
しかし、一刻を争う事態だったので目星をつけたあたりまで全力でパドルした。

>> 次のページ >> 海は本当に危険な場所ですね

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サーフィン中にもし流されたらどうするかっ ~初心者サーファーへのメッセージ その3~

太平洋側は台風からのスウェルで大きくサイズアップしているようだ。
Big Waveを待ちにまっていたサーファーも少なくないはずだ。
当然このボクもそのうちの一人で、週末から来週明けあたりまでの用事はキャンセルもしくはバックレをし、なるべく海にいようと企んでいるのだ。

台風のうねりはまだこれから

台風のうねりはまだこれから

しかし、初中級者にとって、大きな波は喜んでばかりはいられない。
よく「大きい波なんて怖くない」と豪語している初中級者がいるが、それは怖くないのではなく『怖さを知らない』だけで、見方によっては最も危険な状態ともいえる。
大きな波とは経験を積んでもやはり怖いものであり、程度の差こそあれプロサーファーであってもそれはやはり同じことなのだ。

前回の『初心者サーファーへのメッセージ』にてどのような状況で初心者サーファーが沖に流されるのか、という説明をした。(前回はこちら

では実際に流されたらどうすればいいのだろうか。

色々な状況によって対応が違うと思うが、以下のようなことが考えられる。
1、大声を出してラインナップにいるサーファーに助けを求める。
2、とにかく必死で岸に戻るべくパドルをする。
3、沖に漁船がいないかどうか探してみる。
4、明らかにカレントに流されていると感じたときは流されきってから岸に向かう、もしくは横にパドルしてカレントから抜けてから岸に向かう。

実際にボクは湘南で何人かの初心者サーファーを救出したことがある。
その時のことを思い返してみると、2の必死でパドルして戻る、というのはかなり困難だ。
流されてもある程度パドル力があるサーファーであれば戻ることができる。
しかし、カレントに流されてしまうサーファーは往々にしてパドル力のない人だ。
命懸けの火事場の馬鹿力でとにかく必死にパドルする、というのはもちろんやってみる価値はあるが、それでも戻れなかったときにはかなりの体力を消耗してしまうことになる。
そのリスクも頭に入れておかないといけないだろう。
>> 次のページは >> 1〜4をそれぞれ検証してみる

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