SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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第2章16話 tikiz物語 ~ やっぱり海に救われた ~ 

ALOHA!!
tikizヒデです。
まったく人生ってどうなるかわかりませんよね。
いいことも悪い事も突然やってきたりします。
今回のお話も俺が苦しみもがいていた時のお話です。
それではどうぞ!


まったく予想していなかったわけではなかったが、やはりショックは大きかった。(前回はこちら
Eちゃんが去っていった後しばらくの間海に立ち尽くしていたがそのときの記憶はほとんどない。
まさに『呆然』という状態だったと思う。
記憶に残っているのは、Eちゃんの左手薬指にはめられるはずだった指輪を海に投げ入れたことだけだった。
覇気を失ったヒデ

覇気を失ったヒデ


それからの数日間は覇気を失い、仕事にも手がつかなかった。
冷静さを取り戻した後もやはり希望を失ってしまっていた。
休みの日は家から一歩も出ずにただ呆然と時を過ごす事が多かった。

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第2章13話 tikiz物語  ~ようやくスタート地点に立った~ 

日本の生活にも徐々に慣れてきていた。
でも何か満たされない思いもあった。
自分がハワイで吸収してきたことを出しきれていないことに苛立ちを覚え始めていた。(前回はこちら

ハワイらしくも高級感のある店内

ハワイらしくも高級感のある店内

そんなある日のこと。
友人と恵比寿にあるハワイアンレストラン『Tsunami』に行くことになった。
あまり期待していなかったその店は、日本に帰ってきてから行った他のハワイアンレストランと比べてみると、本物のハワイアンの雰囲気を上手く表現できている店だった。
料理も美味しくて、日本人用にうまくアレンジされていた。
直感的に「この店いいな」と思った俺は、考えるより先にそのお店のウェイトレスに、

「このお店ってスタッフの募集してませんか? 厨房が希望なんですけど」

と言葉を発していた。

「ちょっとお待ちください。上の者に聞いて参りますので」

とそのウェイトレスが言い残しカウンターの奥に姿を消した。

その当時勤めていたハワイアンレストランはアルバイト契約だった。
そろそろ社員としてちゃんと仕事をしたい、という思いが強まっていたことがそのような衝動的な行動となったのだろう。

「お待たせしました。 面接をしたいとのことですので連絡先を伺ってもよろしいですか」

さっきのウェイトレスがメモ用紙を渡してきたので名前と連絡先を書いて渡した。
面接にさえなれば採用される自信はあった。
何しろ俺は本場で修行を積んできたのだから。

数日後、連絡が入り、面接の日がやってきた。
面接官は『Tsunami』の社長だった。
履歴書を渡し、それをざあっと眺めていた社長が明らかにぐっと身を乗り出してその眼差しが真剣なものに変わった。

>> 次のページ >> 運命が切り開かれる瞬間!?

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TIKIZヒデのハワイでの道のり 総集編 後編

もはやハワイアンにしか見えない ~ヒデ~

もはやハワイアンにしか見えない ~ヒデ~


ハワイに移住し、ALOHA SPILITをふんだんに取り入れたヒデ。
その成長ぶりに久々に再会した私有本圭もビックリしました。
ハワイは人を大きく成長させるんだな〜ってそのときは思いましたが、それはヒデ自身が必死にハワイに受け入れられようと努力した結果だったんですね〜。
ハワイにいても日本にいてもやはり前向きにがんばる人にしか手に入れられないものってあるんだな〜って思いました。
それではtikizヒデのハワイ物語後半の総集編、振り返ってみましょう。
どうぞっ!

6、振り返れば奴がいたっ ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その6 ~

7、ハワイで~、ヒデに~、出会った~~  ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その7 番外編 ~

8、岐路   ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その8 ~

9、大きくしてくれたハワイ ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その9 ~

10、心にハワイを、永遠に ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その10 ~

11、大きなノッポの古時計的な ~TIKIZヒデのハワイでの道のり 番外編〜 

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心にハワイを、永遠に ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その10 ~

思い返してみるとここまでたどり着くまで長い道のりだった。
「ハワイに住みたい」と思い始め、それを行動に移し、実現し、そしてハワイでの生活。
俺はサーファーとしても人間としてもハワイに来て大きく成長したという自負があった。
旅行でハワイに来るのとはまったく違う次元でハワイを理解できたという自信もあった。(前回はこちら

どこを撮っても絵になるのがハワイ

どこを撮っても絵になるのがハワイ

良く考えてみると、ハワイに来てから本当に忙しい日々を送っていた。
日本に帰る前にのんびり過ごす時間を作りたかった。
日本から来ていた圭くんともゆっくりサーフィンなどしながら遊びたかったし、最後くらい走るのをやめてこれまでの自分の歩みを振り返りたかった。
そして、今までお世話になった人たちに会いにも行きたかった。

ヒデとリンダ。 最後に温かいプレゼントをくれた

ヒデとリンダ。 最後に温かいプレゼントをくれた


僕がルームレントしていた家の主であるリンダからは、

「ここはいつでもあなたの家よ。いつでも帰ってくるのよ」

と温かい言葉をもらった。

いつまでも忘れない思い出

いつまでも忘れない思い出


ハレイワで顔を合わすと話をしていたロコサーファーには、
「おい、ブラザー、日本に帰るって本当か? 日本に帰っても俺のことを忘れるなよ」
と言いながら、おもむろに自分の胸にあるペンダントヘッドを手でちぎり、俺に渡してくれた。
それは『NORTH SHORE BEACH BOYZ 』と記されているノースショアローカルサーファーの証だった。

「また戻ってくるんだぞ」

と言われるたびに、俺に日本以外でも戻れる場所ができたことを実感した。
日本でもう一回り大きくなって、胸を張ってハワイに戻ってこようと誓った。

>> 次のページはこちら >> とうとうハワイとのお別れ 

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大きくしてくれたハワイ ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その9 ~

ALOHA!
SWPゲストライターのTIKIZヒデです。
今回は波乗りハワイでの集大成のお話です。
それではどうぞ!


ハワイにやってきて3年が経った。
俺は帰国をする決心をした。(前回はこちら
あまりにいろいろなことがありすぎてハワイに降り立った3年前が遠い過去のように感じられた。
本当の自分を探すために来たハワイで本当の自分に逢えた気がしたので帰国を決意したが、やはり寂しい思いはあった。
しかし、ハワイで吸収したことや学んだことを活かして日本でやっていける自信はあった。
3年前の自分からみると大きく成長できたという自負はあった。

帰国が決まり、身辺整理をし、ちょっと時間に余裕ができ始めたころ、俺がサーフィンの世界にどっぷりハマるきっかけをくれた有本圭がハワイにやってきた。
圭くんと会うのは5年ぶりだろうか。
ホノルル空港で久しぶりの再会を果たした。

「お前変わったな~、あれ、ちょっと髪の毛減ったんじゃね?」

などと言いながらニカニカ笑っている。
圭くんは5年前の記憶の中の圭くんとちっとも変っていなかった。
きっと変わらないことが圭くんの良さなんだろうな~、とつくづく思った。

ノースショアのモクレイアの俺の住む家に案内し、荷物を置いたとたん、

「波あんの?サーフィンしに行こうぜ」

とさっそくサーフィンする気満々。
まったく相変わらずだ。

ノースでセッション 手前)ヒデ  奥)圭くん

ノースでセッション 手前)ヒデ  奥)圭くん

波のサイズは頭半からダブルくらいあったが、キレイに規則正しくブレイクしていた。
「ここで入りましょうか?」
と俺が言うと、
「え、お前こんな波で入れんの?」
と目を丸くした。

>> 次のページ >> ハワイでのファーストセッション

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岐路   ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その8 ~

ALOHA!
SWPゲストライターのTIKIZヒデです。
今回は俺がハワイで人生の岐路の立たされたときのお話です。
それではどうぞ!


ハワイに移住して3年が経とうとしていた。
俺は毎日の生活を精一杯生きていた。
先のことを考える暇もないくらい。
ビストロ旬(居酒屋)での料理長としての仕事とワイキキビーチボーイズの仕事を掛け持ちながらも、欠かさず海には入るように心がけていた。
そのころの俺は一日一日を充実させることがすべてだったのだ。

女将、ヒデ、大将 ~ビストロ旬~

女将、ヒデ、大将 ~ビストロ旬~

そんなある日のこと、ビストロ旬での仕事中に女将さんに裏口にくるように呼び出された。
改まって呼び出されるということは何かがあったのだろうということはわかったが、それが何なのかはまったく想像もつかなかった。
裏口に行くと、すでに女将が俺のことを待ち構えていた。

「ヒデはこのままハワイで暮らしていくつもりなの?」
唐突に話が始まった。
女将の表情はいつになく真剣だ。

虚をつかれた俺は一瞬口ごもったが、
「ええ、まあそうできればいいかなって思ってますけど」
と応えた。

>> 次のページ >> 一体何が??

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本物のALOHA SPIRITを見た  ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その8 番外編 ~

ヒデとハワイで数年ぶりの再会を果たし、ハワイでのトリップが始まった。(前回はこちら
ハワイに来てから、ヒデはいつも忙しそうにしており、一日中のんびりノースでサーフィンなどという雰囲気ではなかった。
サンライズタイムのサーフィンは一緒に入るが、海から上がるとプレートランチをハワイアンなみにがっつりたいらげたら、
「ほんじゃタウンに行ってきます」
と車を走らせて行ってしまう。
毎日掛け持ちで仕事をしているようで夜中まで帰ってこない日もしばしばだった。

モクレイアの家にて ~丸坊主にした有本圭~

モクレイアの家にて ~丸坊主にした有本圭~


その間僕は自由気ままにノースショアを満喫していた。
タウン(ワイキキ)サイドにはまったく興味がない僕はノースショアのまったりした空気感に身をゆだねながらも、海に入るとチャレンジングな大きな波にトライしていた。

ある日、僕がチャンズリーフで入ろうとサーフボードにワックスをかけていると、
「KEI!!」 
という声が後ろから聞こえた。
サングラスをかけた一見悪そうな2人組。

>> 次のページ >> ギャング的な2人組、いったい誰だ!? 

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ハワイで~、ヒデに~、出会った~~  ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その7 番外編 ~

※このストーリーは特集『TIKIZヒデのハワイでの道のり その6』を受けて、私有本圭がヒデのと再会の模様を描きました。


2004年当時、僕はコンテストシーズン以外の季節(11月~4月)まではほとんど海外で時を過ごしていた。
旅行会社ST-WORLDさんからのスポンサードを受けていたおかげでわりと気軽に海外に行ける環境になっていた。

その年の冬、スリランカからの長期滞在を終えて日本に帰国するとK先輩から留守電が残っていた。
「お~い、けい元気か?留守電聞いたら電話くれ~」
と入っていた。
数日前に入っていた留守電だったが、僕はすぐにK先輩に電話をかけた。(ヒデのハワイ物語その6話はこちら

「おう、お前元気か?ところで吉村って奴知ってるだろ?」
「え、吉村・・・ あ、あの吉村かな~。ハワイに行ってる」
「そうそう、その吉村とハワイで会ってさー」
「え、マジですか?」
「そうなんなんだよ。そんでそいつの連絡先を聞いといたから連絡してやってくれよ」

サーフショップ時代のヒデ

サーフショップ時代のヒデ


吉村英和。
通称ヒデ。
彼は数年前に湘南辻堂にあるとあるサーフショップで僕が仕事をしていたときにお客として店に出入りしており、あまりに頻繁に店に来ていたのでそのうちアルバイトまでしてもらった男なのだ。
当時はサーフィンの腕前はまだまだ初級者レベルで、半分使いぱしりのような存在だった。
昼時になるといつも僕や僕の同僚から牛丼を買い行かされ、そのことが原因でアダ名を『ウシ』と付けられたりしていた。
牛丼を買いに行かせていたのは僕らなのに、行ってくれた人に対して『ウシ』と呼んでしまうのは僕らがまだ若く未熟だったからなのだが、その当時はそんなことがオカシクて仕方がなかったのだ。
その後ヒデは大学を卒業し、板前の修業をしてハワイに移住した、という話は聞いていたが、3~4年は音信不通だったので詳細は知らなかった。

>> 次のページ >>  何年ぶりかの再会!!

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ビーチボーイズ  ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その5 ~

ALOHA!
SWPゲストライターのTIKIZヒデです。
今回はワイキキでビーチボーイのお話です。
それではどうぞ!


ノースショアに居を構えサーフィンをする傍ら、週6ペースで仕事場のあるワイキキへと通っていた。
ノースでの田舎暮らしとワイキキという都会での仕事がいいバランスとなり、生活のリズムも理想的になってきていた。

もはやハワイアンにしか見えない ~ヒデ~

もはやハワイアンにしか見えない ~ヒデ~

そんな生活にゆとりを感じ始めたころ、職場『ビストロ旬』の女性スタッフの夫ケビンと仲良くなっていた。
ケビンは生粋のハワイアンで、ハワイの伝説のサーファー、エディ・アイカウの血をひく男だった。
どういうわけかケビンは俺のことを「お前はブラザーだ」と慕ってくれ、自然に彼と一緒に行動することが増えていった。

ある日、ケビンから、
「ヒデ、時間が空いているときでいいから俺の仕事を手伝ってくれないか?」
と言われた。

ケビンは『C&K』というワイキキのビーチボーイズだった。
ビーチボーイズとはハワイ独特のカルチャーで、言うなれば「海で生まれて海で育った男たち」を指すリスペクトを込めた言葉だ。
彼らは海の環境を保つ活動(ビーチクリーンなど)やサーフスクール、サーフボードレンタルなど、ワイキキを訪れた人なら一度は見たことがあるのではないかと思う。
日本的に言うと『常設海の家』のようなもの。
『C&K』は、エディ・アイカウの親族が中心となって成り立っている老舗中の老舗のビーチボーイズなのだ。

「仕事? なんの仕事? 俺にできることなら手伝うけど・・・」

>> 次のページ >> さあ次は何をやるのかな??

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ノースで~、本物のサーファーに~、出会ったあ~  ~TIKIZヒデのハワイでの道のり その4 ~

ALOHA!
SWPゲストライターのTIKIZヒデです。
今日は俺が本物のハワイのサーフィンに出会ったお話です。
それではどうぞ!


家の前のビーチにて ~吉村英和~

家の前のビーチにて ~吉村英和~

ハワイでまんまと仕事を得ることに成功した俺は、少しずつ生活にも余裕が出始めていた。(前回はこちら
それまでは、必死の思いでハワイに受け入れてもらおうとがんばっていたので周りの景色が目に入ってこなかったが、徐々に視界が広がってきて、ハワイの魅力を感じ取れるようになってきていた。

休みの日には俺の住むノースショアでサーフィンをして過ごすことが多くなった。
オアフ島ノースショア、といえばご存知の通り世界でもっとも有名なサーフエリアだ。 続きを読む…

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