SWP | 365日、海! サーフィンと海遊びのブログマガジン

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バニモうるるん旅行記 その10 〜パプアニューギニアを肌で感じて〜

美しい自然が残るパプアニューギニア

美しい自然が残るパプアニューギニア


ネットのつながらない世界。(前回はこちら
現在、世界や日本で何が起こっているのかまったく想像もできなくなっていく。
世界から取り残されていってしまうような感覚。
でも、そんな焦りはそのうちどこかへきれいさっぱり消えていってしまう。
諦めて開き直り、その場所、その時間を過ごすしかなくなってしまう。
すると自然と意識は外から内へと向かっていく。
風に揺れるヤシの木の音を聴き、ハンモックに揺られながら『これが自分と向き合うってことなのかなー』などとボンヤリ考える。
時間の流れ方が日本のそれとは全く違う。
2〜3時間そこにいたのかなと思い、時間を聞いてみると1時間も経っていなかったりする。
なんだか得した気分になりさらにその場で同じような時間を過ごす。
風が止み、波が良くなれば陸用のトランクスから海用のトランクスに履き替えてパドルアウトする。
朝から分刻みのスケジュールがある旅もいいけど、波や風に合わせてその日その日を過ごす旅のほうが僕の性には合っている。 続きを読む…

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バニモうるるん旅行記 その8 〜その日はあっという間にやってきてしまった〜

着いた〜、パプアに着いた〜、と喜んでいたらあっという間に、はいっ、今日が最後よ〜、となってしまった。
楽しい時間は過ぎ去っていくのがはやい。
はやすぎる。

夜中に怒り狂ったような風と雨に屋根の一部が吹っ飛んだりしながら最終日の朝を迎えた。
夜中の時点で「ああ、今日もダメかっ」
と半ば諦めていたが、意外な事に朝になると風はピタッと止まっていた。

早朝のリド・ライト。美しい波でした〜

早朝のリド・ライト。美しい波でした〜


「おっしゃ〜」とヨロコビつつ僕とカズくんは夜明け前から海に入り、朝飯前の1R。
最高!とまではいかなかったがなかなかの御馳走だった。
もちろんこの日も僕とカズくんの貸し切りサーフ。
朝食の風景。自然と笑顔になっちゃう

朝食の風景。自然と笑顔になっちゃう


朝食後、さらに波が良くなっていたのですぐに濡れたトランクスに履き替えてパドルアウト。
面ツルでムネ〜カタサイズのFun Wave。
ゆる〜いオフショア。
たった1人で素晴らしい波に乗りまくる。
そのうち波待ちしているときに歌なんかを唄い始める。
最初は遠慮がちに唄っていたが、周囲を確認してみても当然その声が届くところには誰もいない。
遠慮なく大きな声で「う〜み〜は〜ひろ〜い〜な〜おーきーなー♫」なんて感じで唄ってみた。
「俺は今、パプアにいて素晴らしい波を独り占めしてるんだ〜」などと考えていたらなんだか意味もなくシアワセを感じてしまった。
そんな満ち足りた時間を過ごしていたら「あ、そうだ、このコンディションだったら前にピーターが教えてくれた近くの島のポイントも波がいいのではないか?」という考えが浮かんできた。
僕はすぐに海を上がり、ピーターにそのことを尋ねると静かに「そうだね、たぶんこの風とうねりなら波はいいはずだよ。すぐにボートをチャーターしよう」と静かに言った。
>> 次のページ >> アイランドサーフィンはいかに!?

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バニモうるるん旅行記 その7 〜 流れにまかせて 〜

旅はあっという間に後半戦に突入していく。(前回はこちら
1日1Rは素晴らしい波に当たっていたが、1日中波がいいという日はなかった。
どこかのタイミングから風が吹いてしまい、忘れたころに風が止まっているというのがここのやり方のようだ。
波がいい時には迷わず海に入れ、というのがここでの鉄則となっていた。

この日も早朝はFun Waveだったが、朝食をとったあたりからオンショアが強く吹いてきてしまった。
こうなるともうどうにもならない。
近くのビーチブレイクに行けば風が吹いていなかったりするが後半戦で体にも重たく鈍い疲れが溜まっていたのでのんびり過ごすことにした。

書き疲れると波を見る。素晴らしい環境

書き疲れると波を見る。素晴らしい環境


生ぬるい風に身を預けてハンモックに揺られてながら読書をするカズくん、コーヒーを飲みながら波を眺めるアッちゃん、音楽を聴きながら昼寝をするネモッちゃん。
みんながそれぞれ思い思いの時間を過ごす。
僕は僕で今回の旅の記事を忘れないうちに書き溜めておく。

時間を持て余してきたころ、4人で村の駄菓子屋さんにぶらりと買い物に出かけることにした。
駄菓子屋といってもお菓子が3〜4種類あるだけの小さなお店。
そこの周りでいつも子どもたちがワイワイ遊んでいたのを知っていたので、カズくんが密かに持ってきていた折り紙を持って折り紙大会をしよう!ということになったのだ。

>> 次のページ >> 子どもたち、喜んでくれるかな〜

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バニモうるるん旅行記 その6 〜バニモの秘密〜

カズくん独り占めのリド・ライト

カズくん独り占めのリド・ライト


「いや〜、本当にここは波がいいよね〜」
「つーかさあ、こんなに波がいいのにサーファーがまったくいないもんね」
「そうそう、何よりそれがうれしいよ」
「うんうん、ここまで来て波がいくら良くても混み混みだったら楽しくないもんね〜」

そんな会話が頻繁にされていた。(前回はこちら
初日の午前中にインサイドで波と格闘していた攻撃的ビギナーネモッちゃんを見守ってくれていた1人のローカルサーファーを除いては僕らが海に入っているときローカルサーファーが入ってくることはなかった。

ある日、Vanimo Surf Lodgeでセキュリティーをしてくれている村の人に、
「どうだいここは? 波はいいか?」
と聞かれた。
「最高ですよ。波は最高だし、何よりポイントがいつも貸し切りってところがいいです。僕の住んでいる海ではいつも混雑しているのでそれが何よりうれしいですね」
とマジメそうに僕が答えると、彼は満足そうに、
「そうだろ。ここはいい所だろ。また次のシーズンも来てくれよな」
と顔のシワを深めて微笑んだ。

素朴な疑問があったので聞いてみることにした。
「ここにはサーファーが結構いると聞いてきたのですが実際にはサーファーはいないんですか? サーフクラブがあるほどサーファーがいると聞いてまいましたが・・・」

>> 次のページ >> 衝撃の事実が!!

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バニモうるるん旅行記 その5 〜 やはり子どもたちの笑顔はキラキラ笑顔だった 〜

リドライトのインサイド。いい波でした〜

リドライトのインサイド。いい波でした〜


バニモには確かに素晴らしい波がある。(前回はこちら
海水は温泉のように温かい。
混雑とは無縁のラインナップ。
サーファーにとってはそれだけでもパラダイスだ。
しかしパプアの本当の魅力は地元の人たちとの触れ合いにあると思っている。
国民の80%以上の人たちが自給自足で生活をしているこの国。
日本とはまったく異質な生活習慣や文化、価値観を持っている。
まるで古代の地球にタイムトリップしたかのような錯覚を起こすことがあるほどだ。
子どもは裸ん坊の砂だらけで遊んでいる

子どもは裸ん坊の砂だらけで遊んでいる


子どもたちは裸で走り回り、大人の女性でさえトップレスが当たり前の世界。
しかし僕たちが訪れたバニモはパプアニューギニアの中でも有数の裕福なエリアであるらしい。

旅に出る前に前回のパプアトリップをともにし、バニモへ3度足を運んでいる吉川共久プロにバニモへの寄付の件で相談に乗ってもらったときに、「想像しているより豊かな村なので持って行くものを考えたほうがいいですよ」とアドバイスをもらっていた。
色々考えた末に、日本でしか手に入らない物で子どもたちが笑顔になる物を持っていくことにした。
僕が選んだのは縄跳び。
少年時代、僕が夢中になっていた縄跳び。
縄跳び1本で日が暮れるまで遊んだものだ。
パプアの子どもたちに受け入れてもらえるかわからなんかったがとにかく持っていってみることにした。

>> 次のページ >> 縄跳び、受け入れてもらえたかな〜

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バニモうるるん旅行記 その3 〜 Super Fun Waveに出会った〜 〜

乗り継ぎを含めて約10時間のフライトの後、Vanimo Surf Lodgeへ着くとすぐに朝食をとった。
トーストをかじりながらも心は常にラインナップへと向かっていた。(その2はこちら
波がブレイクするたびにそれを目で追いながらそこにマニューバーを描いてみる。
岸から見る限りでは理想的なブレイクをしているように見えた。

アウトのブレイクは遠すぎてサイズがわからない

アウトのブレイクは遠すぎてサイズがわからない


サーファーが1人も入っていないので正確な波のサイズは計れなかったが、かなりアウトでブレイクしているわりにはしっかりショルダーが見えることからゆうにオーバーヘッドはありそうに見えた。

簡単な朝食を取るとすぐにトランクスに着替えた。
「じゃあいきますかっ! ネモッちゃんは見てたほうがいいかもな、波でかそうだし」
とビギナーサーファーであるネモッちゃんに諭すように言ってみたが、
「いやっ、わたしも行く!」
と胸を張って答えた。
フィンを装着し、ワックスを塗って「さあいくぞ!」と再びラインナップに目をやると、先ほどよりさらにサイズアップしているように見えた。

ふと気になって隣のロッジのネモッちゃんの様子を見てみると・・・

>> 次のページ >> 衝撃の光景を目にすることになる!

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バニモうるるん旅行記 その1 〜メローなメンバーとメローな波を求めて〜

トゥピラ村人とともに

トゥピラ村人とともに


2010年の年の暮れ。
吉川共久プロをはじめとしたコアなサーファーたちとともに極上でスリリングな波を求めてパプアニューギニア(以下パプア)のトゥピラ村を旅をした。
結果的には求めていたような波にはありつくことはできなかったが、パプアという日本とはまったく異質な文化に触れられたことが深く心に印象として残った。

2012年の年明け。
僕がバリに長期滞在するための準備をし始めたころにST-World(旅行会社)のテルから着信が入った。
テルとは数年前にST-Worldがサーフトリップ事業部を立ち上げたときからの付き合いだ。
彼から電話が入るときはたいがい何かの旅のオファーであることが多いのでやや警戒しつつ電話をとった。
何しろ今の僕にはベビ子というかわいい娘がいて、以前のように勝手気ままに旅に出れるという状況ではないのだ。

「けいくん、来月なんだけどパプアにまた行かない?」
「来月? いやー無理だよ。俺バリだもん。」
正当に断る理由がありちょっとホッとした。
2月は月末までバリに滞在している予定になっていたのだ。
「あ、そう。じゃあ3月でもいいよ」
といかにも軽い感じで切り返してきた。
「え、3月・・・ いやー、家を2ヶ月も空けた後だからなー・・・、さすがに3月は・・・」
と思わぬ反撃にしどろもどろになってこたえた。
そしてテルの攻撃は間髪入れずに畳み掛けてきた。

>> 次のページ >> 攻撃をかわすことができるのか??

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キラキラの笑顔にー、出会ったー【パプアニューギニア ウルルンサーフトリップ~その7~】

さあ探検だあ~

さあ探検だあ~

まったくサーファーという人種は快楽に対してとことん欲深い。
温かく透きとおった海。
規則正しくブレイクする美しい波。
ローカルは一様にフレンドリー。
パプアニューギニアはサーファーにとってまったくストレスのない世界であった。
そんな天国のようなところで3日間サーフィンしたくらいであろうことか「そろそろ他の波でやりたくない?ちょっと飽きてきたよね」という声があちこちから聞こえるようになった。
日本で寒い中、ウェットスーツを着てサーフィンをしている人たちから「自分ら、たいがいにせーや」と言われそうだがこれが現実なので仕方のないことなのだ。 
実際この僕もちょっと飽きてきてしまったうちの一人だった。
そして僕らは新たなるサーフスポットを求めて小さな旅に出ることにした(前回はこちら

よく見るとあちこちで少年たちが手を振っていた

よく見るとあちこちで少年たちが手を振っていた

パプアニューギニアではまだ道が整備されていない。
車で動くよりは断然ボートで動いた方が早い。
小さなボートをチャーターして、ポイント探しの旅は始まった。

今回で4度目のパプアサーフトリップのヨッシーはさすがに周辺のサーフスポットを熟知している。
「あ、ここはウネリがあるとレギュラーなんですねー」などと、サーフガイドのようにみんなに説明している。
ボートから陸を見渡してみると、そこは一面ジャングル。
恐らく太古の地球の姿そのままなのだろう。
一見すると、人工物はまったく見当たらない。
しかしよく目を凝らして見てみると、村が点在しており僕らのボートに向かって少年たちが大きく手を振っていた。
正確には、ところどころに人工物はあるようだが、自然と完全に調和されているそれらは、パッと見では全く気づくことができないほどなのだ。
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